6月下旬の土曜日、有楽町で成分献血をしました。開場前から10人以上が列を成す程の大盛況も、私自身は予約をしていたのでスムーズに案内されました。が、いざ献血を開始しようと準備を進めている最中、針が血管の上部に刺さってしまった(血管に届いていない?)とのトラブルが発生。駆け付けたベテラン看護師さんが針をグッと奥まで刺し直すことで事なきを得ましたが、余計な痛みと大きな不安を覚えたのは事実。まあ、生来の気の弱さに加えて担当が若くて綺麗な女性看護師さんだったので、当然一切不満は言いませんでした。
ご褒美のお菓子は、みんな大好きキットカットを。
アイスは今回もバニラ味を。
高価なのでこんな時じゃなければ食べられません。
献血を終えるとJR飯田橋駅へ、そしてそこから20分程歩いてお店に到着しました。12時頃の段階で店外に18人が入店を待ち、1時間20分後に入店する際には後続に14人が並んでいました。
つけめん、中盛り。
ラーメンだと5分、つけ麺だと7分茹でられていました。
プレーンな麺を一口。ツルツルシコシコという触感とほんのりとした小麦の風味を感じとることが出来ました。
つけ汁にたっぷりと浸して。
海苔を巻くと、磯の香りと麺の香気の相性が良いのが分かります。尚、この頃になるとつけ汁が冷めてきたのが気になり始めました。
先行して配膳されたつけ汁。
麺をクルクルする為、芳香を放つ海苔は遅れて配膳された麺丼へ移しておきました。
ネギがたっぷり浮かんでいます。
具材は短冊切りにされたチャーシュー。赤身と脂身のバランスが良いことと温められたことでしっとり軟らか。
つけ汁の底に沈んでいたことで、コリ感がやや弱まったメンマ。
口に含むと甘味が飛び込んで来た後に酸味が追い付いて来て、甘酸っぱさが印象的なサッパリした後味のつけ汁。また、注がれたスープにより魚介の風味は確かに、そして動物系は弱めに伝わってくるものの、全体的な旨味は折り重なる様に蓄積されていきました。席について調理工程を眺めていると、グルとお酢と塩胡椒と冷蔵庫から取り出された味噌のような調味料が入れられた後にスープが注がれたように見えましたが、この甘さの程度からすればグルではなく砂糖だったのかも?先日食べた滝野川大勝軒程ではないものの、似た系統の味であったのは間違いありません。
終盤、スープ割りをお願いしました。
つけ汁の残量が少なかったのか、薄味に思われるも魚介と動物の風味によって奥行きは深まりました。
スープ割りしたつけ汁に浸すと、つけ汁を吸ってしなやかになりラーメンの時のように。
10分程で完食。べんてんでも思ったのですが、つけ麺だと「らしさ」が薄まってしまう気がするので、注文の優先順位は低くなってしまいます。この日も売切れだった、焦がし正油ラーメンが食べられる日を楽しみに、また訪れたいと思います。尚、13時46分の退店時にも行列は12人。気が付きませんでしたが、13時35分から40分の間に宣告があったようです。
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