8月初旬の土曜日の訪問です。猛暑日となったこの日、16時45分頃お店に到着し17人の行列の最後尾へ。前回訪問
から1カ月しか空いてないんですが、行列整理に出て来た助手さんに「久しぶりですね。」と。その後、3人が来店した
17時09分に閉店となりました。
大豚、大蒜多め野菜+生卵。
麺丼です。頂上の固形脂はフワトロで僅かに甘みがありました。麺との相性は抜群でクセになりそう。
標高は想定の範囲内です。
頂き部のプレーンな麺は柔らかめに感じるも、中心部にはしっかりと芯が残っていることで土俵際で踏みとどまり、決し
てデロとは言えない絶妙な茹で上がり。脂とグルエースの効果もあってか確かな旨味を感じました。
スープに浸かって飴色になった丼中の麺の表面は、液体油を纏ってツルツルッとした舌触りに変化。
こちらもいつもより僅かに柔らかめも、最後までその弾力をしっかりと感じることが出来ました。
久々に卓上の唐辛子を振りかけて。強めの辛味が萎えかけた食欲を増進させてくれます。
野菜丼には、豚と大蒜と醤油ダレがかけられた野菜。
大きめの粒が立ってサラッとした舌触りの大蒜はしっかりと多め、キレのある辛味で麺と豚に塗して食べました。
野菜はシャキッとしたもやしと色鮮やかなキャベツ。しっかりと噛み締め、ギュッギュッと音を響かせながら食べ進めま
した。
豚は野菜にサンドされて。
トロッとした脂身多めで弾むような弾力のある赤身。
フワッとした脂身に覆われた豚。
脂身が全体に満遍なく存在し、赤身にもサシが入って柔らかな豚。
みっちりとした赤身メインで咀嚼力を試される豚。
タレが浸みてフォワッとした脂身と繊維質の存在感が強く残る赤身、舌の上でとろける様な肉質だったので余計に繊維が気になったのかも
しれません。
商品化している店舗もある「ほぐし豚」のように筋線維に沿って裂けてしまっている豚、良くも悪くも筋っぽさが印象に
残りました。
表層のスープは黄金色。乳化が進んでいるという判断で良いのでしょうか?
豚出汁がしっかりと感じられる円やかな味わいを最初に感じつつも、その後に醤油もきっちりと表れることで、すっきり
とした後味です。
生卵はちょっと崩れた感じで登場。今回も豚と麺の待避所としてしか活用出来ず、結構な量を残してしまいました。
16分程で完食。量的には余裕と思い食べ始めましたが、熱中症対策で事前に水分を摂り過ぎたせいで胃の許容量が減少
していたせいか、最後はギリギリ。丼をカウンターに上げると、調理を終え店奥で休憩する店主さんに代わって助手さん
から「足りましたか?」のご挨拶。「久々だったので厳しかったです。」と返答して退店しました。
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