松戸駅からのんびりと電車で向かいました。店頭に到着したのは17時30分で、食券を購入すると、持ち帰りのお客さん2人を飛び越して一つだけ空いていた席へ。前ロットに続いて1人分だけ調理され、到着から7分でラーメンが配膳されました。
ラーメン、大蒜脂。
細く丸みを帯び、日本人に馴染み深いスパゲッティに似た形状で、小でもかなり多い麺。約4分間茹でられた後、湯切りという単語がこの世に存在しないかのような工程で提供されました。
バキッとした硬さとボソッとした食感を持っていました。
クタッとしていた野菜。前回までは、そのままだと寂しく思いましたが、今回は十分な量が。
豚。
カチッとして歯応え強めの豚。
大きな端豚は、カリッとすら感じる表面に覆われて。
僅かに備えた脂はトロッと。
総じてみっちりとして、顎力を試される肉質でした。
スープ。
野菜に長時間火を通した時に現れる、穏やかな甘さと尖りのない醤油の風味が一体となって、スッキリとした味わい。
徐々に脂が溶け込むと、塩気を打ち消してしまうように。そして、食後になって、ようやく生姜の香りが口の中に広がっていることに気付きました。
大蒜の辛みは抑制されて。
寸胴からお椀で掬われ、テポざるに入れられることによって濾された固形脂。
14分弱で完食しお礼を伝えると、これまで同様、店主さんに無言で見送られ退店しました。
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