一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

ラーメン二郎神田神保町店

2019年06月14日 20時00分00秒 | ラーメン二郎神田神保町店

 関東地方が梅雨入りした翌日の土曜日の訪問です。JR御茶ノ水駅から徒歩でお店へ向かい、15時30分過ぎにお店へ
 到着すると40人以上の行列。流石にこれは・・・と近くの大型書店で時間を潰し、16時30分頃再びお店前へ。

  

 この時点でも30人以上が並んでいましたが、これ以上遅くなると宣告の可能性があると判断し「まだ大丈夫ですか?」
 「はははは、まだ大丈夫ですよ。」と丁度行列整理に出て来た助手さんに確認し最後尾へ。ところがその直後、一旦店内
 に消えたはずの助手さんが再び現れ「ごめん、これから来た人は断って。」と。危なかったぁ。結局入店までに90分、
 ラーメンにありつけたのはさらにその15分後のことでした。

  

 大豚、大蒜多め野菜+千切生姜(塩蔵)。

  

 2回目の千切生姜は初めての時よりも落ち着いた量。直前まで冷蔵庫に入っていたのか、冷えていました。前回に比べ、
 塩気は抑え気味で僅かに甘みが増した気が。

  

 お試しの意味で2回注文しましたが、生姜自体、噛んだ時に聞こえる「音」が苦手で、薄くスライスされたものや擦り
 おろしたもの以外は普段から敬遠しがち。千切生姜もやはり同じ理由でこれが最後かなと。次回からは生卵を。

  

 期間限定の卓上の塩生姜酢。

  

 当然ですが千切生姜と同じ味。薄めなのでしょっぱさを調整(薄める)するのには有効かも知れません。

  
 
 麺丼です。

  

 頂上には固形脂が。

  

 野菜丼です。

  

 野菜、大蒜、豚が入っています。

  

 大蒜はとても細かく、サラッとして優しい辛味です。

  

 野菜はほぼ小丼一杯分ですのでかなりの量です。やや熱を持ち、全体的にフレッシュな茹で加減。色鮮やかなキャベツが
 甘く、ザクザクと音を立てながら食べ進めます。途中麺と一緒に口に運び、塩気を中和しつつ麺との食感の違いを楽しみ
 ました。

  

 固形脂は甘くフワッとしています。

  

 野菜や麺に添えて、甘さと奥深さをちょっぴりプラスしました。

  

 盛り上がった麺は細く表面はクニュッボソッとして、風味味ともに小麦粉感満点。振りかけられたグルエースと相俟って
 これだけで一つの料理として成り立っています。

  

 この麺を食べていると、心底食い意地が張っていてよかったと思います。

  

 丼底の麺は弾力を保ちながらスープをたっぷり纏う事で表面がねっとりと変化し、それぞれが融合し一体化したイメージ
 です。

  

 豚は5つ+α。右端のテトラポット豚はこれだけ大きくても、トロッとする寸前の脂身、ムチッとした赤身ともにスッと
 歯が入りました。

  

 明らかな脂身は少ないながらも、全体にサシが入りほんのり甘さを放つ豚。

  

 分厚くカットされています。

  

 断面です。ところどころに脂身が存在しています。

  
 
 崩れて原形を留めていない豚は赤身の密度が低く、舌の上で繊維だけを残しとろけてしまう様な柔らかさ。

  

 みっちりとした赤身の噛み応えを楽しめる豚。

  

 周囲のタレが浸みた部分と中心部の脂の甘みが楽しめる豚。

  

 丼の中には崩れた豚の破片が無数に。さながら、一部店舗で提供されている「ほぐし豚」のよう。

  

 見るからに濃厚。

  

 ドロッとして濃度髙めで、一口含むと豚出汁の甘さが口の中に拡がった後に、少し遅れて液体油の重厚さが表れる、コク
 深く円やかさが強く主張するスープ。乳化という判断で良いのかな?

  

 18分程で完食。最終ロットだったので自分のペースで楽しめました。丼をカウンターに上げると「おっ、足りた?」と
 いういつもの店主さんの挨拶に「足りました、足りました。」と返答した後、賄いを食べる助手さんにもご挨拶して退店
 しました。

  

 帰路、秋葉原駅で傘を忘れたことに気づき再びお店へ。店内で歓談する店主さんと助手さんに見つからないように、こそ
 こそと傘を回収し再び駅へと向かいました。年は取りたくないものです。

  


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