冷やし油そばを食べ終えると直ぐに20人に伸びた行列の最後方へ、12時32分頃のことです。その後、1時間強で入店しさらに17分後にラーメンが配膳されました。尚、13時27分頃に宣告となりましたが、予想していたよりも遅いな、というのが正直な感想。当初より連食のつもりでしたので、9時過ぎにはお店に到着する計画が寝坊により2時間近く遅れ、連食断念も覚悟したのですが一安心。
ラーメン玉子、中盛り。「濃かったり薄かったりしたら言って下さい。」とのお言葉とともに。
約5分茹でられた後、美しく畳まれて登場。
シコシコとして反発力豊かな麺は、表面がツルっとした触感でストレート形状の為か、スルスルと吸い込まれていきました。
先ほど冷やしを食べたからか余計にそう思うのかも知れませんが、モチモチさは健在も、軟らかめに感じました。
今回も黒胡椒を使用、やっぱり合いますね。個人的に最強の調味料という認識です。
ほんの少しトロみがあって、べんてんとは違って動物系の重厚さはかなり控えめなスープは、醤油味に負けない魚介の香りと旨味豊かな味わい。レンゲだけでは収まらず最後は丼に直接口を付けて。ただ舌の上に僅かに、醤油が焦げたような苦味が残りました。
丼底には小口切りのネギがたっぷりと入れられています。
盛り付け前にタレにサッと漬けられたチャーシューは、温められた効果もあってか脂身はトロットロで赤身も軟らかジューシー。このクオリティなら有料で追加するのも有りです。
ちょっと辛味もあるメンマ。
玉子は味染みの良さが伝わってくるビジュアル。
味玉50円はお得感がありますね。
お箸で2つに割ると、食欲をそそられる濃淡のある黄身が姿を現します。
半熟状態の黄身までしっかりと味が染みています。
磯の香り豊かな海苔は麺をクルッと巻いて。
全ての基本となるラーメンを10分程で完食。土曜日の並びはどれだけキツイのだろうと身構えていたのですが、感覚が麻痺しているのか、この日+α位の並びならば土曜日の神田神保町店に慣れた者からすれば許容範囲内。3時間の滞在で絶品ラーメン2杯を堪能出来るのなら、今後も定期的に訪れたいと考えながら次の目的地へ向かいました。
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