12月中旬の平日の訪問です。14時頃にJR武蔵小金井駅に到着し徒歩でお店へ向かいました。
平日昼の部閉店間際なら並びも少ないだろうという読み通り、店外待ちはおろかカウンターにも空席が見受けられる位のお客さんの入り具合
でした。
大汁なし、麺増し(大+小)+ほぐし豚+からいのⅡ。入店から10分足らずで配膳されました。
すり鉢。
食券提示後直ぐに提供された生卵はこの日も丼にて。
ほぐし豚は自身より出た旨味エキスにより、ねっとりとした食感。
塩気やタレの味はあまり感じませんでした。
豚は3つ。
前回もそうでしたが、タレが良く浸みて柔らかく、赤身脂身ともにジューシーな肉質の豚。
噛むとスッと歯が入り、脂身らジュッと浸み出してくる脂の甘さが印象的なバラ肉成形豚。
端豚も脂身たっぷりで柔らかく、良い意味でワイルドさとは無縁です。
僅かに歯応えも感じる、もやしがしんなりとし始める位の茹で加減でキャベツが甘い野菜。
大蒜は細かく刻まれ上品な見た目、辛さは控えめでした。
フライドオニオンです。カリッとした食感が心地よくいくらでも食べられそう。
唐辛子とスイートチリソースで生成された「からいのⅡ」が加わったタレ。ブラックペッパーの存在を忘れてしまう程強烈な辛さで、唐辛子
配合割合が高いからか、チリソースの甘味や酸味といったものはほとんど感じませんでした。
混ぜ方が甘かったからか、形状が残ったまま。麺増しだったので暫定店主さんも勝手がわからず、適量を超えてしまったのかもしれません。
辛さ適正には自信のある私でもかなり辛いなと感じました。
平たく厚めでふっくらとしながら、噛み応え抜群の麺。強烈な辛さにも負けず麺の美味しさを感じさせる存在感は流石です。
生卵と絡めて円やかさをプラスしようとしましたが、辛さが勝っていました。
ほぼ麺を食べ終えた頃、髭の助手さんの笑顔と共に配膳された追加の丼。
熱々茹で立ての麺には醤油ダレが絡められていました。特に説明はありませんでしたが「余ったから。」ということなのでしょう。
が、そのロットで調理していたのは2杯分だったはず。あの暫定店主さんが量を誤るはずもなく、からかわれたのかも?
終始空席が発生する店内でのんびりと25分かけて完食。時間をかければこの量でも許容範囲です。
すり鉢には使い切れなかった、からいのⅡが残ってしまいました。
席を立とうとすると「今日で最後?」と暫定店主さんに聞かれました。あるブログで来年も現体制での営業が継続されるとの情報を得ていた
ので、この日を年内最後の訪問としても良いかなと考えていたのですが、その口調にただならぬものを感じ「23日にも来ますよ。年内最終
日で込みそうだから早く来た方が良いでしょう?」と咄嗟に返答すると「材料切れの早仕舞にはしないから、15時までに並んでくれれば大
丈夫ですよ。」と。思い切って「来年は?」と尋ねると「自分で出来たら良いですね。」とそれまでよりも声を落としで返答がありました。
ネットで囁かれている通り、新小金井街道店の現体制での営業は年内迄、その後は暫定店主さんは独立開業へ向けての準備を、髭の助手さん
は現店舗を引継ぐ形で独立開業するのだと解釈しました。
23日は、暫定店主さんと髭の助手さんの前途を祝す訪問にしたいと思いながらお店を後にしました。
12月23日午前、お店の公式twitterにて
「おはようございます。
いつもご愛顧いただき、ありがとうございます。
このたび、ラーメン二郎新小金井街道店は、本日12月23日をもちまして、閉店
することとなりました。
本日、10~15時の営業で最後になります。
突然のことですみませんが、これまでの皆様からのご支援、心より感謝申し上げ
ます。」 との告知がありました
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