良い具合に酔いが回った体で京成立石から電車を乗り継いで品川駅へ向かい、13時15分頃24人の行列が形成されていた店頭に到着しました。入店は約50分後で、所謂ロット乱れが発生していたようで並び中に食券の提示を求められ、着席して3分後にラーメンが配膳されました。尚、閉店時間の14時を過ぎて、到着時と変わらない24人が並んでいても宣告が行われた形跡はありませんでしたので、少なくとも営業時間内に到着すればラーメンを食べることが出来るようです。
小ラーメン、野菜大蒜+煮玉子+ネギ入り。
茹で時間は5分でした。
黄色がかった色合いで、パツパツとした食感を強めに伝えていました。
また、中心部に近い部分には弱々しくもモチモチとした感触も持ち合わせていました。
卓上の黒胡椒をたっぷりと。
唐辛子も。
豚は2つ。
見た目から受ける印象よりも軟らかく、ところどころに存在するプルプルとした脂身が甘さを醸し出していた豚。
より脂身の比率が高い、弾力を感じさせる歯応えの豚。
もやしがピンっと張った状態の火の入り具合の野菜。
醤油と豚や調味料からのコクが拮抗した味わい故、バランスの取れたまろみのあるスープは、スッキリとした飲み口でした。この日で3度目ですが、最も醤油の存在を感じる仕上がりでした。
やや湿り気のある大蒜の風味は抑え目。
煮玉子はかなり硬めの茹で加減で、好みでした。
白身の色合いからしても、味の染み具合は浅めでした。
有料トッピングのネギは小口切りにされ、予めスープの中に。
スープの熱によって徐々に火が入っていく、シャキシャキとした歯応え。
12分程で完食。初めて食べた際に感じた乳化スープの二郎という印象からは少し離れた一杯を食べ終え、次の目的地へ向かいました。
私の前には学校帰りと思われる制服姿の3人組女子高生が。慣れた様子で食券を購入し連席を希望することもなく、さすがに食べるのは少し遅めでしたが、流れに乗って周囲に溶け込んでいました。入店を待つ間、手持無沙汰だったこともあって、普段「女子高性」や「制服」という単語に何の思いも抱かない私でさえ、間違いを起こしてしまうのではないか、という自身に対する恐怖を覚えました。痴漢で逮捕された容疑者が「酒を飲んでいて覚えていない。」という供述をしているという報道に接することがありますが、あながち嘘ではないのかもと。まさに、酒は飲んでも飲まれるな、ですね。