5月中旬の土曜日の訪問です。近くで所用を済まし、17時頃にお店に到着すると先客はおらず並び先頭に。その後続々とお客さんが来店
し、店主さんの手によりほぼ定刻通りに開店した時点で、20人程の行列となっていました。
初めて購入した大豚入りの表記がある食券、今後購入出来る機会があるか分からないので記念に撮影。
大ラーメン豚入り、大蒜。
盛り上がった部分の麺は、ボソッとした重量感のあるイメージ。あえてスープには浸さずプレーンな状態で口に運ぶことで、麺が醸し出す
小麦粉の風味を存分に感じることが出来ます。
丼中のスープを吸った麺はプリッとして強い弾力を持っています。もっと太い形状のうどんを食べているような錯覚に陥りました。
豚は5つ。
小振りながら厚く切られています。
端豚は拳大の大きさです。
タレが浸みたプルッとした甘い脂身を周囲に纏い、サッと歯が入るので、大きくても食べ易かったです。
見た目はパサつき警戒の焼豚タイプですが、適度に水分を含み、噛み応えと柔らかさが両立された絶妙な状態に仕上がっています。
身離れが良い肉質なので、咀嚼力を試されることはありませんでした。
肉質の影響なのか調理工程に因るものなのか、外周部に赤く色付いた箇所が線状に現れています。
バランスよくサシが入っているので脂身と赤身の美味しさを同時に楽しめました。
野菜は、周囲に水分を携え艶々。細かく切られたキャベツよりも、ややしんなりとしたもやしの比率が高めで、麺と一緒に食べることで食
感の違いを楽しみました。
とても細かく刻まれ、サラッとした大蒜は優しい辛味。
スープは豚の出汁と調味料の甘さが前面に出ることで醤油と液体油の存在感は陰に隠れ、前回同様とても円やかな仕上がりです。
約17分で完食。「足りた?足んなかったらもう一回並んでも良いよ。」との店主さんの挨拶代わりのお言葉に「そう、じゃあ21時30
分頃また来るよ。」と返答し、やり取りを聞いていた助手さんの微笑みをを背に退店しました。
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