6月上旬の日曜日、都内で所用を済ませた後に訪れました。13時41分に店頭に到着し、幼児3人を含む5人の団体さん等で形成された11人の行列の最後尾に。回転は遅く、20分以上その場に留まることになるも、後方に12人が続いた14時06分に一気に列が進み食券を購入し入店。そして、その16分後にラーメンが配膳されました。なお。退店した14時38分には外で待つお客さんは皆無でしたので、丁度混雑のピークとも言える時間帯に当たってしまったよう。また、店脇には多くの自転車が駐車されており、それは近所の方々に溶け込んでいる証左なのでしょう。
大ラーメン(硬め)、野菜大蒜脂。先述の幼児を連れた団体さんの影響か、ロット3杯で調理されました。硬め若しくはロット最初の盛付は、麗人の女性助手さんが担当されていましたが、私の分は店主さんが。
通常よりもおよそ1分短い約6分間の茹で時間だった麺。ただ、ここ数回を観察していると、硬めの提供が終わると通常分の麺上げを始めるという工程ですので、時間はあまり気にしていない可能性も。
箸を通じて重量感が伝わり、ほんの少しの時間の違いとは言え、ゴシゴシさが増しシコシコとした食感を強く感じました。
バリバリと音を発する位に火の入りの浅く、顎に疲労感を与えた野菜。かなり多く感じましたが、実際、隣席の全増しを頼んだ方の倍はあったように見受けられました。
ところどころに脂身を備えたきめ細やかな肉質の赤身は、周囲に染みた醤油タレとの相性が良く。
既にいくつかに分裂してしまっていた豚は、ややみちっとした肉質の赤身の周囲にとろとろの脂身を豊富に保有していました。この以外にも、丼の底からはたくさんの豚の破片が発掘されました。
スープ。
塩気を余り感じることはなく、グル由来なのか、クドさのない甘み強めの仕上がり。そして、それはいつまでも舌の上に残っていました。ただ、終盤水っぽくも感じ「薄さとは紙一重」とも思ったのは野菜の量が影響していたのかな?
カリカリとした大蒜。
固形脂はほんのり醤油で味付けされた背脂。
15分弱で個人的好みトップクラスに位置する一杯を食べ終え、帰路に就きました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます