南千住から新宿へ向かい所用を済ませた後に訪れました。18時44分に店頭に到着すると4人の先客。食券を買って列に続き、10分程待って入店すると、4人組の家族連れが所謂ロット乱し状態だったらしく、その直後にラーメンが配膳されました。結局、その内の1人はその後も居座り続け、助手さんから「残してもいいですよ。」とやんわりと退店を促されていました。
ラーメン、大蒜脂。
丸みを帯びた形状の麺は、ロット乱れの影響かこれまでより長い約6分間の茹で時間でした。
ボソッとした感触を伝えない、ふかふかとして軟らかくも感じる滑らかな食感。
黒胡椒の容器の出が悪く、蓋を外して振りかけたらこうなりました。
プチプチとした背脂が、よく火が入ってキャベツがほっくり、もやしがしんなりとした野菜の上に。
豚。
ゴツイ見た目も、口の中で容易に崩れる軟らかさかつしっとりとした肉質の豚。
仙川店には珍しくトロッとした舌触りの脂身を備えていました。このクオリティなら増しても、と思いました。
生姜の香りを周囲に漂わせていたスープ。
口に運ぶと、塩味、豚の出汁、脂のコクの、どれかの要素が突出することのないバランスの取れた円やかな仕上がりで、後味あっさりの優等生的イメージの味わい。
ちょこんと添えられた大蒜は、いつの間にか丼の底へ。
10分強で完食し、どうせ無言であろう店主さんをちらりと見て、助手さんに向かってだけお礼を言い退店しました。
駅前のロータリーで花見を。そういえば昨年も同じことをしていたような。
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