10月の日曜日、午前中に来週からの仕事の準備をする為出勤し、お昼を過ぎた頃職場から自家用車でお店に向かいまし
た。お店に到着すると、閉店間際にも関わらず5名程度の外待ち。その最後尾に並んでからラーメンが配膳されるまで、
およそ40分の時間を要しました。
大ラーメン、大蒜。
麺丼の大蒜はとても細かく水分多め、辛さや風味はそれほどでもなかった気がします。
麺の盛り上がり具合はいつもと同じ位。
その塊に箸を入れると周囲に携えた茹で汁が視界に現れてきた麺は柔らかめの茹で加減で、ファーストタッチでモチモチ
さを感じた後は、歯が麺に包み込まれていくような感覚を覚えます。
スープとしっかりと交わることで、表面がツルッと縦横にぷっくりと膨らんでもモチモチ感は健在。ここ数回はそれまで
に比べてモチモチ感がより強調されている気がしています。店主さんか助手さんにその理由を聞いてみようとも思うので
すが「いや、別に何も変わってませんけど。」と言われ、馬鹿舌が白日の下に晒されるのが怖くて聞けずにいます。
提供時のスープの様子。
どちらかと言えば、醤油のスッキリとした後味が、最初に舌で感じた円やかさや奥深さを上回る印象を残す、総合的には
薄目若しくはライトと言える味わいでした。
サブ丼には、野菜と大蒜。
野菜は茹で立てで熱々。もやしはしんなりとしてお辞儀をした状態、ザックリ切られたキャベツは芯の部分に仄かに甘さ
を持ちます。麺をこちらの丼に移し、よく混ぜてから口に運びました。
サブ丼にも大蒜を添えて頂きました。
豚は大きく厚いものが2つ。
脂身と旨味がしっかりと閉じ込められた赤身のバランスが取れた豚。箸で持ち上げると3つに分裂してしまうも、それぞ
れには豊かな弾力を備えられています。
成形されてバラ肉のような見た目の豚の赤身はただ柔らかいだけでなく、しっかりと噛み切ることを必要とされる肉質。
脂身はとろけるというよりも、歯を入れると内包された液体の脂がピュッと飛び散ってしまうようにパンパンに詰まって
いる、というイメージの歯応えです。
丼底から現れた第3の豚は、赤身多めで筋繊維の強さを感じる端豚。
最高気温20度そこそこでも汗だくになりながら、およそ20分で完食。越谷店でラーメンを食べると、食後は他店と同
じく強い満腹感を覚えるものの、その後に襲ってくるはずの胃もたれや胸やけとは無縁で、直ぐにこれだけの量を食べた
のを忘れてしまう位胃腸の回復が早いな、と毎回感じています。
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