桜台駅前店を後にして、活気を取り戻しつつある池袋や新宿の街をあてもなくブラブラして時間を潰し、JR目黒駅へ。そこから15分程歩き、17時30分頃店頭に到着すると既に6名が入店を待っていました。その後も続々とお客さんが集まり、18時02分に開店する頃には持ち帰りも含めて30人以上が行列を形成していました。
卓上調味料は醤油ダレと白胡椒。エコ箸は滑ることがあるので、割り箸があるのは嬉しいです。また、2リットル容量のペットボトルに入った烏龍茶を持ち込んで飲んでいる人が居ましたが、目黒店はOKなんですね。
小ラーメン、大蒜。開店10分前に出勤された店主さんより配膳されました。尚、厨房内には一か月前に立川店でお会いした髭の助手さんが。それぞれの店舗で仕事のやり方も異なるでしょうから、数店舗掛持ちするのはご苦労が多いでしょうね。
事前の予想に反して麺の量は多めで、3店舗目であることを抜きにしても、食べ進めながら中々減らないな、と少し不安になりました。
太くそして厚めに見える麺は、表面に滑らかさを感じる部分があるものの、硬めの茹で上がり故かゴワ感も持ち合わせており、歯を通して強めの反発力が伝わってきました。
少なめで深い火の通りを感じる茹で加減ながら、ザックリ切られたキャベツが目を引き、実際の量以上の存在感を発揮する野菜。
豚は2つ。
ほぼ赤身もしっかりと旨味が残りパサつきとは違う噛み応えを覚える豚。
赤身の間に存在したであろう脂身部分で分離してしまった、じんわりとしっとりさが伝わってくる肉質の赤身で構成された豚。
表面に無数の油滴が浮かぶ、醤油感と後を引かない甘味が特徴のスープは、豚出汁感が確かにあるものの控えめといった感じの、もたれを生じさせないあっさりとした仕上がりの非乳化タイプ。
ただ軽いだけでなく、大きめの固形脂が入っていましたので満足感もしっかりと。
かなり細かく刻まれた大蒜はいつの間にかスープに溶け込んで姿を消していました。そのことに最後になって気が付きましたので、風味は抑え気味だったろうと。
7分程で完食。500円と言うことで、全体的な量は少なめなのかと思いきや、味はもちろんそのボリュームも二郎の名に恥じぬものでした。
ごちそうさまをするつもりが最後にスープをゴクゴクと。店主さんに本当の「ごちそうさま。」を伝えて退店しました。
爪切らなきゃ。
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