千住大橋駅から改築中の京成立石駅へ。そのまま3カ月振りとなる店頭に向かい15時55分に到着すると、火曜日にも関わらず31人の行列。叩きつけるような雨音が響く中、後続に13人が続いた16時29分に入店することとなり、大好きな鍋前の席に案内されました。なお、これまで当代の息子さんだと思っていた細身の男性は、ご家族以外の店員さんだということが分かりました。
梅割り。この後、私が座るがたつく椅子の下に、先代さんが板を差し込んでくださいました。「少しは違うでしょ?」「大分違います。安定しました。」とお礼を伝えました。
タン生。
赤みが強く、エキスをたっぷりと含んだ軟らかな部分。
お皿中央には、コリコリ、シコシコとして弾力豊かな部分。どちらも、噛む度に、甘さを伴った旨味がジュワッと広がっていきました。
葡萄割り。梅よりも甘さが強く。
レバ、塩。
表面はパリパリとして。
中は、少しのねっとりさを伴ったホクホクとした食感。もちろん、臭みはなく。
3杯目は、梅割りに。
カシラ、タレ。
キチキチと音を立てる、ジューシーで噛み応えのある肉質の串先。ねっとりとした舌触りの脂身が焦げて、カリカリとした食感に変化した部分も。
噛み続けていると、繊維質だけが舌の上に残った串元。
卓上の七味唐辛子を振って。
梅割り、半分。受け皿にはこぼれない程度の注ぎ具合。これで100円です。
アブラタレ、よく焼き。
表面はカリッカリ。
それを破ると、スッと歯を受け入れる、とろけそうでとろけない、ぷるっとした歯触りを持った箇所が現われました。
こちらにも。日本酒の効いたタレとの相性は抜群です。
17時14分まで滞在して1,850円を支払い、先代さんの接客で最高の居心地を味わえた場所を後にし、5人の行列を横目に次の目的地へ。
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