9月下旬の平日に夏季休暇を取得した日のことです。午前中は自宅近くで所用を済ませたことで、到着は14時09分となり列の13人目に。今にも雨が降り出そうかという空模様であったからか、金曜日の割には混雑具合は緩やかで、14時37分に入店した際、後続に続いたのは9人のみ。そして、14時50分になってラーメンが配膳されました。
なお、14時59分に店主さんからの指示で閉店となり、15時04分に席を立つ際、店外で待っていたのはお客さん2人と宣告役の年配の男性助手さんのみでした。
注文は、店主さんから口頭で問われた後、現金を手渡すスタイル。
大ラーメン、野菜大蒜脂。
7分強の茹で時間だった麺は、2分弱を要して5つの丼に振り分けられました。
加水率低めであることを想像させる強い弾力を持ち、凝縮されたというイメージ。硬いとすら思う食感でした。この特長こそ、越谷店店主さんも仰っていた、小岩店ならではのものであろうと。
卓上の唐辛子と胡椒を振って。
心地良い咀嚼音を響かせる野菜。
豚。
甘じょっぱいタレ滴る、ゴツゴツとした肉質の豚は、トロトロの脂身を備えて。
サックリとした歯触りで、真っ二つに折れた軟らかな豚。
液体油の層によって、白濁したスープ。
分厚い表層をレンゲで突き破って下層と攪拌すると、丸みを帯びた醤油由来の塩気と、豚と液体油からの甘みを感じさせる旨味が表れてきて。
スッキリとした後味で、ベタつきはなく。
パラパラとして、フレッシュさを感じさせる辛みを持っていた大蒜。
固形脂は、醤油ダレで味付けされ、ほぐされた豚の混ざった背脂。
およそ11分で完食し、次ロットの盛付中だった店主さんと老齢の女性助手さんにお礼を言い、退店しました。
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