平成31年の営業開始から2日目、夜の部の訪問です。21時頃の到着で店外待ちはなく、店内待ち席がほぼ満席という混雑具合でした。
大ラーメン、大蒜+豚増し。久しぶりのスタンダードなラーメン。
最初に大丼が配膳されました。
大蒜は細かく刻まれたもの。豚に乗せると辛味が良いアクセントになります。
野菜はキャベツの比率髙めで良く茹でられ、しんなりとした食感。ほぼ全てを、特に味付けせずそのまま口に運びました。
豚はこちらの丼に、豚増し分も含めて全ての提供分が入っていました。
パサつきを覚悟して暫く大丼のスープに浸しておいた豚は6つ程。
固いという訳ではありませんが、どうしても筋が気になる豚。ただタレが良く浸みていたこともあり、味そのものには満足。
脂身はほとんどなく、ほぼ赤身のみで構成された豚。
端豚は適度な脂身が含まれ柔らかいもの。
所々に脂身が存在するものの、旨味が出切った為か含まれる水分が少ない上に、その厚さ故噛み切るのに苦労した豚。
今日の豚は全体的にみっちりした赤身が大部分を占めたパサつきが気になる品質で、使用部位をバラ肉から肩ロース肉に変えたことを顕著
に感じさせる、個人的な好みからは大分外れた残念な仕上がりでした。
断面からも水分含有量の低さが伺えます。
スープは醤油の塩気よりも豚出汁や調味料に因ると思われる甘さとコクが際立つ味わい。前回、ニンニク味のラーメンを食べた際に感じた
美味さは本物でした。
表面はフニャっとしながら、中心部にはしっかりとした歯応えを感じた麺。
程良くスープが浸みたところで胡椒をふりかけて。麺の味を楽しむならこの食べ方がおススメ。
次のロットで配膳された小丼。こちらには野菜と大蒜が入っています。
この日の野菜はキャベツの分量が多く甘さを感じるものでした。
大蒜は少しずつスープに溶かす為一旦レンゲで避難させます。
スープが良く絡みます。この日の茹で加減では良く言われるデロ麺とは言い難く、もう少し柔らかくても許容範囲です。
スープは液体油の比率が高めでしょうか。
最後に残した豚を食べ切るのに苦労しながら、大丼が配膳されてから23分程で完食。この日の豚が好みから完全に外れていたこともあり
暫くは豚増しは控えた方が良さそうです。
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