大雨に見舞われた5月下旬の平日、出張先から足を伸ばしての訪問です。13時40分頃お店に到着入店すると、店内待ち席は全て埋まっ
ていたので、券売機前で暫し待機することとなりました。その後4人が来店し、14時11分に閉店となりました。
大ラーメン、大蒜+ごま油あじのつけ麺。入店から30分強での配膳です。
麺は大丼2つにて。
白胡麻が振りかけられ、艶やかな麺。
店主さん自ら、茹で上がった麺を冷蔵庫から取り出した冷水を使用して、締めていました。
麺は人肌位の熱を持ちプニュプニュっとした食感で、私がつけ麺に期待する、顎を使って噛み切らなければならない程の弾力はありません
でした。
茹で時間が長かったのか小麦粉と水の配合割合なのか、勢い良く啜ると脆く千切れてしまいました。
たっぷりとつけ汁に浸して、野菜と一緒に。
つけ汁は大丼と小丼が同時に配膳されました。
大丼には、野菜と豚と大蒜。
小丼には、大蒜と野菜。
崩れそうで崩れない絶妙な盛付けです。
大蒜はフードプロセッサーを使って細かく刻まれ、口に入れると直ぐに舌に突き刺さるような辛味を覚えるもの。
野菜はもやしと細めに切られたキャベツでやや温かく、どちらもしんなりとしてつけ汁との絡みが良いです。
口に含んだ瞬間に強めの塩気を感じた後、ごまの香ばしさと豚出汁や調味料による甘さを抑えて、口の中に厚い油膜を形成するイメージの
液体油の強い存在感があったつけ汁。
全体的に、円やかさを鋭さと重厚さが上回る味付けでした。
豚は大きく厚いものが2つ。
水分含有量が多く瑞々しい赤身が大部分を占め、箸で持ち上げると結合部分の脂身で分離してしまう豚。
つけ汁に浸すことでさらに柔らかく食べ易く。
適度な量の脂身と、旨味を内包した柔らかい赤身で構成された豚。
一見して脂身の魅力の虜になりました。
プリンプリンの脂身としっとりとした肉質の赤身であることを伝えたかったのですが、写真がぼやけてしまいました。
約15分で完食。越谷店が新規開店したことで、訪問頻度が低くなってしまっていますが、次回は普通のラーメンに玉葱とニンニクの芽を
合わせてみようかなと考えながら退店しました。
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