近くにある鰐淵寺と似た雰囲気の杉とヒノキの林を「あっ!魚が」とか「シソかも?」と言いながら、
川沿いの道ををゆっくりと登ると、可愛い鳥居が見えてきます。
友人の話の通り、かなりの傾斜のある自然石の階段を登り、
直立した大岩の間をすり抜けると、小さな社がありました。
スサノオノミコトが、新羅に渡り「鉄器文化」「植林法」を伝えたらしく、
カラカマは、「釜」を意味するとか。
この岩を通り抜ければ、戦いの中でも生還出来、女の人は安産、子宝に恵まれるとか。
「修行僧がこの神社を建て、日々山道を通って参拝していたのに違いない」と、主人が言っていましたが、
かつて鰐淵寺と大山寺を往復する僧侶たちは、ここも修行の為に歩いていたのでしょうね。
苔むした石は角も丸みを帯び、下る場合は雨でも降っていようものなら、
ツルツルと転げ落ちてしまいそうです。(やはりズックがお勧め)
鳥居の前の道に「岩船の石」の立て札。
この岩は、スサノオがこの地に乗り立った「船」だと伝えられています。
「5分歩けば岩船の滝」と書いてあったので、トコトコ見学。小さいながらも、なかなか勢いがあります。
この先に二つの滝があるようなのですが、参拝して汗だくになったので、ここで引き返しました。
***
少し涼しい風も吹く季節になり、「ゆらり」でのんびりと湯に浸かり秋の到来を感じました。
神社に置いてあったパンフレットを帰ってから読めば、「意保美神社」「猪目洞窟」も近くに有り、
「古代の歴史の足跡が集まった場所なんだ」と再認識しました。
生まれ育った松江に訪れる人が増えるように松江紹介。
日々、手編みやガーデニングを楽しんでいる。
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