明湧會ブログ

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代表の今日の出来事。。。

2010年11月16日 23時00分00秒 | 日記
今日、代表は、京都の高島屋にお出かけされました。


高島屋では、御用達のお店にて、お茶碗4つと、後花園天皇の掛軸を

いつもお世話になっている店員さんたちに、お見せし、

詳しく説明をされてみえました。

美術館でも触れられないような物を、触らせていただき、

店員さん達も、感動されてみえました。

とても、荷物にもなり、大きいし、大事な物なのに、

いつもお世話になっている店員さん達にも、素晴らしい物を

見せてあげたい、教えてあげたい、感動を分けてあげたい、

という代表の心配り、優しさに、驚かされました。

なかなか普通の人には、出来ないことだと思います。


昼食後、いつもご覧になられる展示会場のスペースに訪れました。

毎回、違う物を展示しているのですが、今回は、

「10日~16日まで、“川端近左展”」

と看板が出ており、お棗などのお茶道具がずらりと並んでおりました。

幸運なことに「今日が最終日です。」と入り口でお聞きして、

「ラッキー!」と中に入られました。

代表は、千家十職の中の“中村宗哲”のお棗は、いくつかお持ちです。

千家十職の中には、入っておりませんが、

「川端近左」は、「中村宗哲」の次に素晴らしいと言われる塗師で、

代表は“川端近左”のお棗も、お持ちでした。

綺麗な蒔絵のお棗を順に拝見しました。

70万円から200万円くらいのお値段でした。

一番素晴らしい物は、600万円以上する蒔絵の硯箱でした。



箱の外側だけでなく、内側にも蒔絵が施され、とても素晴らしい物でした。

3年がかりで、製作されたそうです。

箱の内側を拝見させてくださった方が、川端近左さんの長男さん(32歳)と

お聞きし、いろいろと説明を伺いました。


「錆塗り(さびぬり)」という名前のお棗の表面が、でこぼこしていたので、

お伺いしたら、漆と、なんと!豆腐!を混ぜて塗った、という

見たことも聞いたこともない物があり、驚きました!

「その豆腐は、きっと1万円とか10万円とかする

普通の豆腐ではないのでしょう?」と代表がお聞きすると

長男さんは、「えっと~、普通の豆腐です~。

とおっしゃってみえました。


その時、近くに60代の男性が見えました。

「傍に見える方は、もしかして、川端近左さん?」

と代表が長男さんにお聞きし、

「そうです。父です。」とおっしゃってみえたので、

代表は即、手帳を出されて、サインをいただき、お棗の話になりました。

すると、「お抹茶を一服いかがでしょうか?」と川端近左さんに

勧められて、ありがたく頂戴いたしました。

お茶菓子にいただいたとても大きい羊羹にも驚きました!



菓子器に使われているのは、川端近左さんのお皿でした。



とても大きな羊羹ですが、甘さ控えめで、美味しく頂戴いたしました。

次に、お抹茶もとても美味しくて、お茶碗は、永楽善五郎さんのお茶碗でした。

テーブルにご一緒させていただき、少しお話をさせていただいた後は、

代表とご一緒に写真撮影をしてくださいました。



一つのテーブルに同席して、一緒にお話をしていただけるなんて、

とても幸運なことだと思いました。

ちょうど、お客さんが途切れたところだったので、

ゆっくりお話させていただけました。

記帳時には、「松阪市の 黒 満起男さんですね。」

とおっしゃって、代表と、名前のお話や松阪のお話もされて、

お見送りまでしていただき、とても貴重な体験をさせていただきました。

川端近左さんは、とても、感じのいい、謙虚で素敵なお方でした。


昨年は、千家十職の黒田正玄さんの講演会にて、黒田正玄さん、

今年春の伊勢神宮の献茶式では、裏千家の宗匠、

今日は、偶然にも川端近左さんにお会いされました。

次は、どんなお方にお会いされるのでしょうか。

代表のお話を楽しみにしております。

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