8/29 (水)
ドイツ旅行4日目が明けてきました。
前夜ベルリン市内のホテル泊でしたので、ゆっくり出発の9:00です。
2時間前の7時モーニングコールですが、大抵1時間ぐらい前から目覚めているので、朝食前にホテル周辺を散歩しました。
まず歴史的なベルリンの壁を見に行きました。 ホテルからバスで10分位で比較的近くにありました。
これがかの歴史的な意味のある「ベルリンの壁」でした~
この壁がベルリンを二つに引き裂いていたのですね~
壁の向こう側が小高いので、住宅が見えています。
壁の高さは、人間と比較すると分かりますが、2倍はあるのでこの壁を素手で乗り超えるのは無理だったことでしょう。
厳重な監視もあり、この壁のためにかなりの方が亡くなったのでしょうね。
この壁が壊される(1989年11月)のを、TVのニュースで放映された時の衝撃を、今も思い出しますね。
その壁を目の当りにすることが出来るとは、思ってもいませんでした。
汚い壁でなく、すっかりアートになっていました。 落書きもありましたが・・・
長~い壁ですが、バスで延々と際を走ると、日本を描いたものが何枚かありました。
統一ドイツの象徴の「ブランデンブルク門」です。
1788~91年にプロイセン王国の凱旋門として、アテネの神殿の門を手本にして建てられました。
パリの凱旋門とはまた違った美しさがある門でした。
ベルリンの壁があった時は、壁でふさがれてこの門は通行が出来なかったそうです。
ブランデンブルク門の内側です。 観光客が沢山集まり、思い思いに記念写真を写しあっていました。
楽しみにしていた博物館島にある、世界遺産「ペルガモン博物館」にやってきました。
博物館前でバスを降りると、スーツケースなどの大きな荷物を乗せたまま、バスのみ一路フランクフルトに向けて先に出発しました。
博物館の入場時間は予約しているので、団体はありがたいことにすぐ脇の入り口から、別に入場することが出来ます。
個人の観光客は、まずチケットを買うところから並んでいます。個人では入場するだけで大変ですね。
博物館に入るとペルガモンの神殿が再現されていました。
とにかく大きくて圧巻でしたが、カメラにうまく収まりませんでした。
紀元前3~2世紀に栄えたペルガモン王国の遺跡です。 ペルガモン王国は現在のトルコあたりです。
大きな建物の中に、発掘された沢山の遺跡が再現され陳列されていました。
日本語のガイドを聞きながら、観賞しています。
凄い色鮮やかなモザイクというかタイルが綺麗です。
バビロニア王国(紀元前6世紀ころ)の首都、バビロンの入り口の門が復元されています。
「イシュタール門」です。 (バビロニアとは現在のイラクあたりでしょうか)
びっくりするほどの枚数のモザイクタイルが、展示されていました。 ライオンが見事!
手が触れられる近さに展示物が沢山ありました。 もちろん触ってはいけませんが~
ドイツ考古学ってすごいんだな~
ゆっくり鑑賞したいのに、自由に観賞できる時間が1時間もない~
すぐには入れても、観光ツアーの悲しいところですね。半日ぐらいゆっくりして眺めていたかった~
いつものバスは、フランクフルトに向けて走っているので、別のバスに乗りベルリン駅へ。
ベルリン駅とドイツの新幹線です。 ベルリンを14:31発の新幹線に乗ってフランクフルトまで移動です。
日本の新幹線より遅いという気がしました。
ドイツでは一度新幹線の事故があったので、スピードより安全を優先にしているのだそうです。
バスからの眺めとまた違って、車窓はゆったりと流れていきます。
フランクフルトまで4時間15分でした。
お向かいの席に座った70代の姉妹で参加された方との、旅のお喋りはまた格別に楽しい時間でした。
お二人ともびっくりするような元気ぶりで、元気なうちに遠いヨーロッパを旅しているそうです。
数々の楽しい旅の話題や、元気の秘訣を伺いました~
18:44 予定通りにフランクフルト駅に到着しました。
バスが近くまで来ているものの、まだ到着していないので、バスを待つ間のショッピング。
指を差している方が、元気印の添乗員さんです。
ここフランクフルト駅から、到着したバスに乗り、ホテルのあるリューデスハイムまで移動しました。
ホテル到着は19:20でした。ライン川のほとりにあるホテルです。
翌日はライン川クルーズを楽しみます。
それにしてもバスはベルリンからの長距離大移動、ドライバーさんはタフですね~
もちろんちゃんと途中で休憩しながら来たそうです。 続きはまた~