8/31 (金)
ホテルのあるホッケンハイムを7:30出発です。
約21km離れたハイデルベルクにやってきました。
この頃では21km位だと、近いすぐそこという感覚になっています。
ハイデルベルクはドイツを代表する大学都市でした。
学生が勉学に打ち込み、研究にいそしめるように全体のシステムが機能しているそうです。
静かな環境、豊富な文献や図書、経済的には安い部屋や食事など~
何よりも優秀な教授たち~ ノーベル賞の受賞者を何人も生み出しているようです。
第2次世界大戦末期、アメリカ軍は総司令部をハイデルベルクに置いたそうです。
今も外国からの留学生が沢山勉学に励んでいるそうですが、夏休み中でしたから街中は静かでした。
熊本市がハイデルベルクと姉妹都市になっているそうです。
ハイデルベルク大学。 街中の大学広場。
静かな街中を散策~ 遠くにカール・テオドール橋の塔が見えてきました。
可愛い橋の入り口の塔が、次第に大きく姿を見せました。
橋のたもとには、なぜかサルの像が~ サルの顔の中に人が顔を入れて、撮影できるようになっていましたよ。
みんな橋の中ほどで、山の方を見上げています。
それがこの城、これから行くハイデルベルク城です。 かなりの大きな古城、すっかり廃墟になっています。
バスで坂を上がり、ハイデルベルク城にやってきました。
街からはケーブルカーも設置されていました。
庭園の門が一部残っていました。 なかなか雰囲気のある古城です。
17世紀に2度の破壊に遭い、最後は落雷で火薬庫が爆発して廃墟になったそうです。
かなり建物としての機能を残した館が、一部残っていました。
この辺りで採れる、赤色砂岩を使って建てられたので、全体がピンク色に染まっていました。
城の庭のテラスからの眺めです。先ほどいた、カール・テオドール橋が見えています。
橋もピンク色をしていますね。 川はネッカー川です。
ネッカー川の手前に大学街があり、向こう岸は今では高級住宅地になっているそうです。
そうそう向こう岸の山の中腹に、「哲学者の道」があるそうです。
たぶん森林の中に少し間のびした所だと思いますが、木立の中の静かな道だそうです。
京都の「哲学の道」はここから名づけられたんですってね、知りませんでした~
館の地下には、大きな木樽が保存されていました。 大きいですね~
梯子をかけないと上に行かれないほどの、ワインの大樽でした。
この地下にはレストランも営業していました。
それにしてもハイデルベルクは、雰囲気のあるとても素敵な街でしたが、大きな古城が圧倒的な存在感を示している街でした。
勉学に疲れた学生たちも、時々ここからの眺めで、きっと癒されていることでしょう。
さてハイデルベルクから、約180km離れたローテンブルクにバス移動します。
古城街道の一部を通ります。
ローテンブルクもとても素敵な街でした。 続きはまた~