5/20 (月) 続き
午前中は青の洞窟観光。
ナポリでランチを済ませてから、約253km離れたマテーラに向かいました。
バスの車窓は丘陵地帯が広がり、南イタリアらしい明るいのどかな雰囲気になってきました。
南イタリアのマテーラの街、ここはごく普通の街並みです。
洞窟住居群サッシとはどんな所なのでしょう。
展望台に立って見てびっくり!!
そこには形容しようがない廃墟群と言いますか、異様な光景が広がっていました。
展望台の横を下り、廃墟になった住居跡を歩いてみました。
グラヴィナ渓谷を挟んだ反対側にも自然の岩をくりぬいた、住居にしたらしい穴が見られました。
ムルジェッキアという旧石器時代の集落跡だそうです。
「マテーラの洞窟住居」とネットで検索してみると。
サッシ(岩壁を意味するサッソの複数形)とは、洞窟住居のことである。
マテーラのあるグラヴィナ渓谷は石灰岩の侵食により造成され、渓谷にはこのサッシが何層にも重なって存在している。
このサッシがいつ頃から作られたかは不明だが、8世紀から13世紀にかけて、東方からイスラム勢力を逃れた修道僧が住み着き、130以上の洞窟住居を構えていたといわれている。
マテーラ周囲からは、旧石器時代の出土品も発見されているため、かなり古くから人々が住んでいたと考えられている。
第2次世界大戦のころ廃墟と化したが、世界遺産に登録されてから住民が戻り始め、現在は200名ほどが住んでいるそうです。
今回の旅行で5ッ目の世界遺産観光になります。
小さなホテルやレストラン、土産物屋などを開店していました。
サッシの中心には、13世紀に建築された石造のドゥオモ(大聖堂)があります。
この教会がある広場のbar(バール)でトイレをお借りしたので、アイスクリームを買いしばしの休憩。
bar(バール)とは
イタリアのあちこちにあり、カッフェを飲めて軽い食事もできるし、ちょっとしたお菓子などもあり、日本のコンビニ的な存在だそう。
マテーラから約80km離れた「アルペロペッロ」がこの日のホテル。
4つ星ホテルなので楽しみにしながら向かいました。
まだまだ続きます。