7/7 (月)
6日目はスイス観光の目玉、ユングフラウ観光なのに曇り空、一番楽しみだったのに~
ホテルのあるウエンゲン駅から登山電車に乗って、下の街ラウターブルンネンへ向かいます。
この電車の先頭には屋根のない貨車が連結されていて、スーツケースはここにまとめて積まれます。
今回は連泊なのでスーツケースは無しですが・・・
車両内に大きな荷物を持ち込まないのは、団体ツアーにはいい方法です。
雨の時はビニールシートをかけていました。
前日は晴れて輝いていたのに、一転墨絵の世界に。
下の街ラウターブルンネン駅すぐのケーブルカーに乗り、途中ロープウエーに乗り継いで展望台に上がる。
ロープウエーはアルメントフーベル駅に降り立ち、展望台は歩いて少し登ります。
辺りは一面のお花畑が広がっていました。
沢山の可憐な高山植物の中の女王様的存在の「エーデルワイス」(私の中で)
残念だけどまだほとんどが蕾の状態、少しだけ開き始めて雰囲気だけは感じられました。
展望台の上まで来ると、ユングフラウは雲の中~
でもあきらめずにひたすら待つと・・・
少しだけ時々部分的に顔をのぞかせます。
すかさずあちこちでシャッターを切っていました~
雄大なユングフラウ3山を見られると期待していたので、ちょっとがっかり。
そろそろ下に下るロープウエーに乗る時間、突然に雲の切れ間が・・・
アイガー3970mとメンヒ4107mの山頂が顔を見せてくれました。
頑張って待ったご褒美かもしれません。
ロープウエーで下ってくると、下は晴れているのに・・・
下山後は自由行動になり解散。
夫と私の二人はオプションのユングフラウヨッホ・スフィンクス展望台観光に申し込んでいます。
再び登山列車に乗って上へ向かいます。
途中ウエンゲン駅で自由行動の方たちは降り、私たちはそのままの列車で。
オプション参加者は16名でした。
ゆっくりと少しずつ高度が増してきて、ユングフラウが近づくと少し晴れ間が覗き山頂が見えています。
上に見える窓付きのトンネルを、あとで通過していきます。
クライネ・シャイデック駅が見えてきました。
ここでいったん下車して、別の登山列車に乗り換えます。
雲が流れて時々アイガーが顔を出しています。 右隣のメンヒも少し・・・
ここクライネ・シャイデックのレストランでランチを済ませ、予約した列車の時間まではフリータイム。
ヴェッターホルン3697mの山頂が見えています。
高山植物に囲まれて、山岳小説を沢山書いていた新田次郎の碑がありました。
この赤い列車に乗って3454mのユングフラウヨッホ駅まで登ります。 すごいな~
トンネルの中に駅があり、ガラスの窓越しに見えたものは~ 圧巻でした。
なんと岩の壁はアイガー北壁の壁です~
アイガーとメンヒの下にトンネルが掘られて、途中駅も作られて窓があるのです。
このトンネル100年も前に作られたなんて・・・
次の停車駅は高度3160m、ここではすぐそこに氷河が見えました。
足元の金編み越しにも氷河が~
少し青みがかった氷河を目の前に。
登山列車を乗り継いで、ヨーロッパ最高地点3454mにある駅、ユングフラウヨッホ駅に着きました。
華やかなトンネルをくぐって~
ユングフラウ鉄道の全線開通100周年を記念して造られたアトラクションです。
動く歩道に乗って壁画鑑賞。
鉄道事業に携わった人々のご苦労の記録と、殉死された方々の碑と名前も刻まれていました。
さらに高速エレベーターに乗りスフィンクス展望台へ。
標高3571mにある展望台です。
少しずつ高度を慣らしてきたので、幸い高山病にもならず最高地点に降り立ちました。
一瞬外に降り立ったものの、冬山の吹雪状態。 寒い~
風に飛ばされないように帽子を押さえて、交互に記念撮影。
晴れたらすごい展望が良いのに、全く何も見えない吹雪。
それでも最高地点に立って、なぜか自然に万歳と!
再びエレベーターで下に降り、氷のトンネルからアイスパレスへ~
足元も全部氷でつるつる状態、滑らないように手すりにつかまりながら歩く。
氷の宮殿内には動物などの愛らしい彫刻が並んでいました。
売店で切手を買って、娘と自分あてに絵葉書を投函。
日本のおなじみのポストがありました。
絵葉書は帰国後に届きました~
友人二人はウエンゲンのホテルの近くにあるケーブルカーに乗り、2時間ほど散策してクライネシャイデック駅から
列車に乗ってホテルに戻ったとのこと。高山植物が綺麗だったようです。
日にちが経ってしまって、記憶を呼び戻すのが大変!
7日目はルツェルン市内観光へ。
続きはまた~