花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

二十日大根あれこれ~

2013-11-06 20:16:23 | 料理

今年は台風の影響が菜園にも大きく、水浸しになって何度か種蒔きをやり直したりして、苦心しているようですが。

そんな中でも秋野菜の収穫が、嬉しい季節になりました~

 

小松菜や春菊、大根もそろそろ~ 

家で植え付けなかったサツマイモやヤーコンは畑仲間から戴いています。

今一番嬉しいのが二十日大根です。

種蒔きしてから収穫するまで20日と言う短期間が、この名の由来です。

 

 

 

丸いカブのような二十日大根もありますが、細長いこの形が気に入り、今年はこの二十日大根をリクエストしました。

最初の収穫はやや小ぶり、天候が良くなりどんどん大きく成長しました。

 

 

 

 

 

汚いところをカットして、小ぶりの物はそのまま塩麹漬けに、重石をして一晩で食べごろになります。

歯ごたえも良く、美味しいし色も綺麗です。

 

そしてキュウリと人参と一緒にぬかみそ漬けに~

人参も我が家で収穫した、ほっそりした物を漬けました。

 

 

 

黒酢や米酢、梅酢を合わせた酢に漬け込みました。 大きなものを縦半分にカットして。

いわゆるピクルスですが、鷹の爪やローリエ、ローズマリー等も一緒に漬け込んでいます。

色が黒いのは黒酢の他、10年以上寝かせた梅酢が黒くなっているけど、味はマイルドです。

 

 

 

一番太い二十日大根は薄切りにして、甘酢漬けにしました。

太くなるとすが入って来るので、あまり成長しすぎないうちに、収穫した方が良いのでしょうね。

塩もみして柔らかくしてから、甘酢に漬けました。

量が多かったので、砂糖50gに米酢を80ccにしてみました。

2日ほど漬け込むと、色が全部に染まりとっても綺麗。

 

もう収穫は全て終わったようですが、まだ寒くならないうちに、もう一度種蒔きして収穫できると嬉しいですが・・・

どうかしら・・・

 

 

 

 


2年越しの鎌倉ランチ

2013-11-01 22:10:21 | 日記

今年も早くも11月、後残すところ2ヶ月になりました。 また歳を取ってしまうわね~

 

10/31 (木)

グルメ好きの幹事さんがなんと2年前に予約をしたと言う、お食事のために鎌倉まで馳せ参じました。

もっとも幹事だけでなく、全員が旨い物好き~ 誰しもいくつになっても美味しい物を食べたい気持ちは一緒ですね~

 

 

 

鎌倉と言えばメイン通りは、小町通りや若宮大路が有名ですが・・・

通の幹事さんは江ノ電口の御成通りに案内しました。 地元の人しか知らない静かでお洒落な通りでした。

まずは作家さんオリジナルの焼き物のお店で、目の保養をしてから~

 

年に春秋の2回だけオープンすると言う、小さな手作りショップへ~

オープン初日だったこともあり、皆さんそれぞれお気に入りの上着やカーディガン等をお買い上げ。

食事前にすでに満足顔でしたね。

 

鎌倉駅に戻りタクシーでお食事処へ向かいました。

 

 

 

 

着いた処は閑静な住宅街で、お店ではなくて一般のお宅でした。

玄関のアプローチが広く、素敵なお住まいでした。

 

 

 

玄関を入ると、植物の鉢物や小さな活け花が素敵に配置されていました。 

「ジュズサンゴ」という初めてお目にかかる植物でした。

小さな白い花が咲いた後には、紅色の可愛い実が色付いていました。

花と実が同時に楽しめる珍しい植物でした。

 

 

 

 
 
  

広~いお家の中の要所要所に、お庭の草花を素敵に活けて有りました。

和室にも配膳の準備がされていました。 こちらも女性が5名でした。

料理人でもあるオーナーが、お部屋を案内して下さった方です。

上品な素敵な方でした。

 

トイレの中までスッキリして美しい~

 

 

 

 

広~いお庭も見せていただきました。 春は色々な花が咲き美しいのでしょう。

敷地はたぶん300坪はありそうな広さでした。

 

一日限定2組のみのおもてなし。

一週間のうち木金土のランチのみの営業ですから、友人は2年前に予約を入れました。

2年前に他の方たちとランチしてとっても良かったので、私たちを案内したくて予約したそうです。

予約した話を聞いてから本当に2年経ち、2年後も私たち5人は全員健康で、ランチに集まれたことを感謝です。

幹事の彼女を除いた4人は、遥かさいたま市から鎌倉までランチに参上いたしました。

 

 
 

 

 

菊の模様が綺麗な漆器の蓋を取ると、前菜が彩りよく~ どれも綺麗で美味しい~

 

 

 

なす焼きの味噌田楽でいいのかしら、甘いとろりとした味噌がいいお味。

海に面した鎌倉、海の幸のお造りが新鮮でした。

 

 

 

揚げたての熱々の天ぷら言うことなし、抹茶塩でいただきました。

小皿のアスパラ模様が可愛い、他にレンコン、ピーマン、ネギなどの模様が、どれも可愛い小皿でした。

 

 

 

サトイモの御饅頭、中に鳥ひき肉餡が入っていました。 ねっとりと美味しい~

そして栗ご飯に菊模様のお豆腐のお味噌汁~

どちらも季節を感じさせるお料理でした。

 

 

 

デザートは水羊羹で締めました。

素敵なリビングで、おもてなしの心満載のランチに、大満足でした。

和食は美味しい~ はるばる埼玉から来た甲斐がありました。

 

5月にミュシャ展に行って以来の、久しぶりの全員揃っての会食でした。

皆さんに許可を貰うのを忘れたので、私以外はモザイクをかけました。

 

お料理だけでなく、素敵な器やお住まいも見せていただき、植物などの飾り方なども、とっても参考になりました。

春に来たいと伺ったら、2年半後になるそうです・・・

全く看板を出していないので、口コミだけで人知れず、深く静かに広まっているのでしょう。

 

 

 

帰りに垣根際に、見たことのない実がなっていました。

葡萄とは実の付き方が違うし、いったい何かしら? 緑の粒が熟して赤くなり初めていました。

緑色の見事なキノコ状に立ち上がっているのは、「ムサシアブミ」の実です。

春の鐙に似た花もユニークですが、秋にはこんな実が付き、晩秋になると真っ赤になり、はじけて飛んでゆき、春になると場所を変えて発芽します。

それで我が家にもどこからか来た種がこぼれて、以来毎年あちこちに増えてきています。

 

帰りは大仏さんの裏手の細道を歩き、何度も来ている大仏や長谷寺はパスして~

 

 

 

観光客のいない静かな光則寺に立ち寄りました。

鎌倉はまだ紅葉はこれからで、秋の山野草も終わりかけ、枯れた静かな佇まいのお庭を散策。

 

今は亡き鎌倉が好きで、かつて春にこの光則寺に一緒に訪れた友人のことを偲んで歩きました。

貴女から戴いた形見の品も身に着けてきましたよ・・・

 

 

長谷駅まで来ると、ホームにドラえもんがいました。

そうかハローウインの仮装の子供たちでした。 のび太君もいました~

今年は日本でも仮装する親子連れが多く、帰りの電車の中にも仮装姿の大人たちがいてびっくりでした。

 

 

最後に小町通から脇道に入ったところにある、友人の好きなお汁粉屋さんに入りました。

 

 

 

おしることクリーム餡蜜で乾杯、幹事さんお疲れ様でした。

鎌倉ランチは大成功でしたね~

 

そうそう長谷寺の近くにある裏通りの、知る人ぞ知る骨董屋さんでもお買いもの~

友人は有松絞のコートを、私は前から欲しかった大島のコートと出会い~

お値段交渉を繰り返し、それぞれ納得してお買い上げ~

帰りはいくらか涼しくなったので、早速着て帰りました~

懐は寂しくなりましたが、心は大満足でした!!