9/29 (月)
27日に御嶽山で噴火があったばかり、千代の会(いとこ会)の行く先は上高地~乗鞍への予定。
でも誰も行きたくないと言う人はいなく、旅行社からも予定通りの案内あり。
昨年までの千代の会は行く先を決定して現地集合なので、殆どがマイカーで参集していた。
だんだん高齢化と共に、旅行社の観光ツアーを利用してみようかと案が出た。
幹事が探したのは「はとバス」の観光ツアー。
新宿駅西口発、平日出発プランに。
昨年までは10名が参加、今年は健康上の理由で6名に減ってしまった。
新宿駅7:50集合、8:10出発の予定。
当日は早朝6時過ぎに、小田急が人身事故のために電車が一時不通に。
電車が動き出しても遅れが出て、集合時間が過ぎても4名はこない。
結局4名は大きくJRの横浜回りで、新宿駅へ駆けつけた。
何とか出発時間5分前に集まれたので安堵。
今は便利な携帯電話を持っているので、現在地と到着予定時間を連絡取り合い、緊急の時はありがたい。
一時はどうなることかと思ったけど、参加者全員が揃って出発できたのは25分遅れの8:35でした。
やはり他のグループの3名が小田急の影響で遅れたので。
はとバスツアーは満席の42名、誰一人キャンセルせずに全員参加でした。
はとバスのツアーは初めての利用、出発前にドライバーさん自身がマイクを握って挨拶。
命を任せる大事な方からの挨拶は初めてでした。 好感度アップ!
添乗員さんとバスガイドさんも感じ良く、暖かいお茶を急須で入れてサービスなど初めてのことばかり。
さすが「はとバス」は社員教育が行き届いていました。
平日と言うこともあり、また御嶽山の噴火の影響か、中央道は渋滞は全くなくすいすいと走行。
途中2時間に1回は休憩を入れながら、午後1時には予定通りに上高地に到着。
雲一つない晴天とはこのこと、たぶん10年ぶりに訪れた上高地。
懐かしい河童橋には人影も少なくびっくり。
若いころから山好きだったので10回目位の上高地、いつも鈴なりの人で賑わっている河童橋なのに。
岳沢から穂高連峰の眺めは最高!! 久しぶりの訪れを歓待してくれたかのよう。
天気が悪くガスが出ていると、山が全く姿を現さないこともあるので。
この眺めを再び見られただけでも幸せ。
スイスアルプスにも負けない程の眺め、美しい~
河童橋の上で余裕で揃って記念撮影を。
河童橋から眺めた焼岳は現在活火山。 白く見えるのは噴煙か雲か。
澄んだ梓川の流れがキラキラと輝いて眩しい位。
3時間の自由行動は明神まで行くことにしました。
お昼を手早く済ませていざ出発。
梓川の左側の林道を歩き、振り返って見ると焼岳の噴煙は全く見えなかった。
梓川周辺の草紅葉は色づき始めて秋らしい風情。
林道を歩くこと70分で明神に到着、いつも賑わっている嘉門次小屋も人影はまばら。
岩魚の塩焼きが美味しいけど、残念ながら食べている時間はなく素通り。
穂高神社の奥宮のお参りをしてから明神池へ。
明神池の紅葉は素晴らしいけど、まだ少し早い。
ちらほらと色づき始めていた。 あと1週間後はかなり見頃になりそう。
明神橋を渡り振り返ると、明神岳がりりしく聳えていた。
明神の穂高神社奥宮記念碑前で撮影後、急ぎ河童橋を目指して梓川の反対側の道を戻る。
梓川を挟んで河童橋から明神まで行き、再び河童橋まで一周を完歩。
五千尺ホテルの前でソフトクリームを食べながらしばしの休憩。
天気良し人出も少なく絶好の散策日和、至福の時間でした。
グループによっては大正池や田代池周辺散策を楽しんだり、のんびりと帝国ホテルで優雅なランチを楽しんだり、
楽しみ方はそれぞれ違ったようです。
再びバスターミナルに戻り、今宵の宿に向けて出発。
上高地から小1時間、安房トンネルを通って飛騨側の新穂高温泉へ。
天然温泉で疲れを癒し、とりあえずのビールで乾杯!
歩いた後のビールは喉に染みて美味しい~
2日目は新穂高ロープウエイに乗り2158mの展望台&乗鞍岳へ。
天気も良い予報、高度も上がるので紅葉が楽しみに。