一昨日の毎日新聞の投稿に「ただ今、骨折中」と言う記事がありました。
群馬県の50代の女性(会社員)の方の投稿です。
旅先で、突然頭上から降りてきた毛虫に驚き、足を踏み外して小川に落ちてしまい、左手を骨折した模様。
現地で応急処置をしてもらい、自分の車は同行者に運転してもらって長野から帰宅したとのこと。
帰るなり息子さんが開口一番「遊びに行って、何やってんの!」
「ごもっともです、面目ない」とご本人。そして片手生活が始まりました。
利き手の右手は使えますが、固いキャップを開ける、髪を束ねる、料理も洗髪も片手では無理で息子さんたちに委ねますと。
朝二人の息子さんのどちらかに乗せて貰って会社へ、帰りの車が調達できない時は5キロほどの道をゆっくりとプラプラ歩いて帰ると。
近くに病院があって良かった、同行者がいて良かった、利き手が使えて良かった。
一人暮らしでなくて良かった、暑くも寒くもない時期で良かった、日にちが経てば治る怪我で良かった。
あと約1ヶ月大人しくしていましょう。
買い物、弁当作り、洗濯、アイロンかけ他多数。
いかに母親の世話になり生活して来たか、息子さんたちが少しでも感じてくれれば「怪我の功名」というものですと。
お母さんから息子さんたちへもひと言。
毎晩シャンプーしてくれてありがとう。
都合をやり繰りしての送り迎えありがとう。
少々不自由でもなんだか楽しいから、早く治りそうな気がします。
こんな内容の投稿記事でした。
その気持ちすごくよく分かります。 タイミングといいまるで自分のことと重ね合わせて読みました。
骨折して不自由なものの、家族の優しさにほのぼのとした暖かさを感じて嬉しいのでしょう。
きっと息子さんたちも普段のお母さんの働きに気付かされ感謝していることでしょうね。
群馬県のKさんご一家の健闘に陰ながらエールを送ります。
庭に明るさと元気をもたらすヘメロカリスの花を添えて~