ホテルのすぐ隣に「うえのドイツ文化村」あり、広い敷地に自由に出入りができる。
施設内が休みのためか人出が少なく閑散として淋しい。
明治6年の7月にドイツの商船が台風に合い宮古島周辺で難破した時に、島民が荒れ狂う海の中命を懸けて船員たちを全員救い、
食料を与えるなどしてひと月あまり手厚く保護し帰国させたことに対して、ドイツ政府から感謝されメッセージが寄せられ記念碑が建てられています。
文化村内の散策路をハート岩探しながら歩く。
もしかするとこれ?
潮が満ちていてハートの形が見えないけど、これだね。
ほら、潮が引き全景を表した時のハート岩です。
案内図の写真からアップしました。
半日強の時間があるので、宮古島博物館へ行くことにする。
年表を読んだり展示物を見たりして宮古島の歴史を知る。
夫が大好きでかなり待つんですけど・・・
本物のヤシガニにはお目にかかれなかったけど、沖縄で有名なヤシガニの標本です。
これは比較的小さいのかも、ヤドカリの仲間で陸上生活しているそうです。
突然こんなのが道路に出てきたらビックリしそう~
高い山がないので川が全くない宮古島と聞くと、水はいったいどこから来るのか疑問に思っていました。
ツアーだったらガイドさんが説明するのでしょうけど、私たちはこの博物館で水のことを学びました。
雨が降ると地中に吸い込まれて、殆どが海に流れ出ていたので、昔はいつも水不足だったそう。
地層を調査した結果、地中の水を通す岩盤の下に、水を通さない粘土質の岩盤があることがわかる。
その水を通さない岩盤の上に水を堰止める工事をして「地下ダム」を作り水を貯めているんだとか。
なるほどね~ だからホテルでも水を豊富に使ってお風呂に入ることが出来たのね。
謎が解けて勉強になりました。人間の知恵ってすごいな。
さてその後どこに行こうかとガイドブックとにらめっこ。
花好きの私即決、観光農園「ユートピアファーム」へ行こう。
レンタカーのナビにセットすると簡単~
道路は空いているのでスイスイ移動。
この黄色い花、町でも咲いていて何の花かな? と思っていたら~
このファームで分かりました。
「コガネノウゼン」でノウゼンカズラの仲間でした。
アップルマンゴーの蕾です。
もう間もなく小さな可愛い花が開花するようです。
そして7月か8月には美味しいマンゴーが収穫になるそうです。
このファームにいい香りを漂わせたアップルマンゴーが実っているのを見たい、味わいたい!!
夏に来ると見られますよ~
スターフルーツが実っていました。初めて見る光景、こんな風に実るんだね。
他にアテモヤも実り、トケイソウの花が咲きパッションフルーツの実がなっていました。
バナナの花、インパクトある花ですね。
パパイヤのオスの花だそうです。可愛い花!でも実らない。
メスのパパイヤの花はたわわになっている実の上に咲いていました。
オス花より大きめでしっかりとした花。
パパイヤの木ってすごく大きくなるらしい、幹を湾曲させて収穫しやすくしているのかもしれない。
あのまま伸ばしたら屋根を突き抜けてしまうのでしょう。
ハイビスカスは300種類もあるんだって、すごい花の数々で目がくらみそう。
圧巻だったブーゲンビリア。
花のトンネルをくぐり幸せなひと時でした。
この他まだ沢山の植物あり、これで入園料280円は安く嬉しい~
ちょうどお昼時だったので、このファームでランチに。
星形の宮古風のチジミと宮古そばとフルーツジュース。
花を眺めながらいただく。
オレンジのジュースはパパイヤのジュース。
黄色のジュースはスターフルーツののジュースです。試に注文してみたら~
スターフルーツはそのまま食べて味わったほうが美味しい。
パパイヤのジュースは美味しかったです。
サトウキビ畑を眺めながら、少し早めにレンタカーを返却に向かう。
宮古島空港(15:45発)からは羽田空港(18:25着)への直行便。
行きは3時間15分ほど、少し遅れて出発したのに帰りは偏西風に乗るので2時間40分で羽田着。
160人ほどの小型機なので、帰りは並んで座れず別々。
2月初めころにネットで予約した時、すでに満席ギリギリでそこしか空いていなかった。
でも直行便で往復できたのは時間短縮でありがたい。
まだ開発が遅れているという印象の宮古島は、自然が美しく特に海が綺麗。
マリンスポーツが盛んなので、ダイバーのメッカと言われています。
素朴な島で夫は気に入ったようです。
またいつか、いつか?があるかな・・・