幼き頃、父に徹底的に鍛えられた武蔵は、21歳で剣術の名門、吉岡家に挑む。一乗寺下がり松での死闘を経て、剣豪としての名をあげていく武蔵。その後も、鎖鎌の宍戸、槍の道栄らとの激闘を重ね、ついに佐々木小次郎との対決の時を迎えるのだったが…。
WOWOW ★★★
宮本武蔵を「決闘」シーンを中心に描かれた作品です。史実(しじつ)に忠実(ちゅうじつ)に(ていっても武蔵のことを書いたものは数点ありますし、それぞれ微妙に違いますが)描かれています。
なので、決闘シーンも華麗ではなくどす黒いものばかり。そういう意味ではリアルな感じはしました。
また、これも史実を踏襲していると思いますが、佐々木小次郎を松平健が演じ、武蔵役の細田善彦とは35歳も違いました。佐々木小次郎と武蔵の年齢差は40歳くらい有ったと言われています。
この映画を見て感じたことは、よりリアルな作りはそれでいいのですが、やはり映画には華が欲しいってことです。リアルな演出は評価したいのですが、もう少し盛り上げてくれてもいいと思いました。
昔からの映画などで、たとえば錦之助の武蔵に対して高倉健の小次郎とか、どうしても小次郎のほうが若い印象を受けるけど、どうやら小次郎のほうが30~40歳上みたいね。
真面目な映画作りをしてるのは評価するけど、やはり派手な部分もほしいな(笑)
ほんと華がなかったですね。
小次郎と武蔵の年齢差
40もあったんですか?
知らなかったです。
小次郎が松平健って、
年とり過ぎって思ったもんですから。