越後・丹生山藩の鮭売り・小四郎は、父から本当はお殿様の四男だと告げられる。そして、隠居することになった藩主・一狐斎から跡継ぎに指名されてしまう。実は藩は借金まみれで、一狐斎は“大名倒産”という形で責任を小四郎に押し付ける腹積もりだったのだ。借金が返済できなければ切腹という絶体絶命のピンチに陥った小四郎は、幼馴染のさよや、心優しい兄・新次郎、生真面目な家臣の平八郎らとともに財政再建のための節約プロジェクトを推進していくのだったが…。
WOWOW ★★★
15年ほど前の「武士の家計簿」あたりから、もう何本松竹制作の江戸時代の藩の財政問題をテーマにしたコメディ映画が作られてきたことでしょう。「超高速参勤交代」「殿利息でござる!」「引っ越し大名」「決算!忠臣蔵」もっとあったかも。 確かに平成から令和にかけての日本人の個々の懐具合や、江戸時代も現代も基本は同じなんだなぁという面白さはあるかもしれませんが。
で、正直いえば・・・飽きた(笑)結局は「お金」の話だからかもしれません。
この「大名倒産」もめちゃいいキャスティングなのになぁ・・・ってのが正直な感想です。もっともそれこそが松竹の安定度なのかもしれませんが。
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