極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

耳に残るは君の歌声 (2000) THE MAN WHO CRIED 97分

2007-04-20 18:50:45 | 外国映画(DVD・TV)
 1927年、ロシア。貧しい村に住むユダヤの少女フィゲレは母を亡くし父と祖母と暮らしていたが、父はゆくゆくは娘を呼び寄せると胸に誓いひとり渡米を決意する。しかし、やがて戦火の荒波の中フィゲレはひとりイギリスへと流れ着き、スージーと名付けられキリスト教の家庭に預けられる。言葉が通じず孤立するスージーはある日、ジプシーの一団を目にしたとき、その口から美しい歌声を発した。

DVD ★★★

 映画って、やはり監督のものですね。
「エド・ウッド」を観た時も、その劇中の「エド」と監督のティム・バートンも自分の趣味で映画を作っています。もちろん商業映画なのであまりにも自分の趣味に走ってしまうと・・・っていうか、監督が自分の好きな映画を撮るためには、やっぱ稼げなきゃいけないし、稼ぐためには自分のやりたいことも我慢しなくちゃいけないわけで・・・このあたりの折り合いをどう付けるかがすごく大変だと思います。

 この映画を見て、サリー・ポッター監督の映画だなぁ・・・なんてことをすごく感じたので、冒頭ちょっと理屈っぽいことを書いてしまいました。

 この映画でのジョニー・デップは映画開始20分過ぎに初登場。主演はあくまでもクリスティーナ・リッチで彼は脇役ってことなんですが、その脇役でもいかに彼自身の個性があらわせられるかが彼の腕の見せ所であって、この映画のあとの「ショコラ」や「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」でも、存在感のある脇役を見せてくれています。

 主演はクリスティーナ・リッチなんですが、それ以上に目立っているのがケイト・ブランシェット でした(笑)美味しい役どころですよね?普通、この手の話なら敵役ってかんじのキャラだとは思いますが、なかなかいい人でした(爆)

 テーマもキャストも音楽もいいんだけど、なにか物足りないこの作品です。
なにが足りないんだろうか・・・

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4 コメント

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大冒険 (未来)
2007-04-22 01:30:32
「父をたずねて三千里」みたいでしたが、
主演はクリスティーナでしたよね。
白馬に跨る美しいジョニーが印象的!
ケイトも大好きな女優さん、好演でした。

物足りない・・・わかる気もする。。
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うん・・・ (しんちゃん)
2007-04-22 07:01:27
★未来ちゃん
ヒロインにもっと過酷な試練を与えたいのかも(爆)

あと・・・内容の割には時間が短いのかもなぁ(^^;
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あれ~ (あまん)
2007-04-23 11:48:14
さっそくトラックバックしようと思ったら
私アップしてなかった
おかしいなぁ 見たのに…
きっと気に入らない映画だったんだ(笑)
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(⌒▽⌒)アハハ! (しんちゃん)
2007-04-23 12:08:38
★あまんちゃん
デップがあまり活躍しないから?
この映画での彼はかっこいいと思うけどなぁ(^^;

まあ、お話の展開がもひとつかも
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