落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「祈りの幕が下りる時」

2018-02-16 22:25:52 | 映画
東野圭吾「新参者」シリーズの完結編。
そうかあ、だから彼は日本橋署に来たのかあ。そして、もう16年だって。確かに、もう全く「新参者」じゃないのなあ。
完結だあ。



テレビドラマも映画「麒麟の翼」も観た。

そして、号泣こそしなかったけど、ハンカチは使った。面白かった。



「砂の器」と比べられているけど、社会的背景の重みはあれほど強くないので(とは言え、「原発の労働者」とうのは出てくるけど)、同じ東野圭吾のガリレオシリーズの「真夏の方程式」に似てる。二つの家族の、哀しい関係だから。

「今夜、ロマンス劇場で」はシンプルなストーリーだったけど、こちらは複雑で。せっかく犯人にたどり着いたのかと思うと、手掛かりなしになったり。まあ、12の橋の意味は、そこまでしなくても、別の方法があったんじゃないの?とか思うけど。とにかく、映画館で一気に観ないと話についていけない感じ。

溝端淳平の存在もホッとさせる。



松嶋菜々子、うまいじゃん。きれいじゃん。
初めて加賀恭一郎に会った時のあの笑顔、「後悔してない」と言い切る時の表情。そして、涙。



で、常にキーになってた似顔絵だけど、似てないんですが・・・。
他にも、若干?な所もあるけど。なんだかんだと、合計4人殺してるし。
及川光博の特殊メイクもなんだかなあ。

そして、伊藤蘭。52歳には見えないぞい。キムラ緑子も64歳には見えない。二人とも年相応だ。逆だ。
そうすると、予告編で観た「北の桜守」の吉永小百合って凄い!年齢不詳過ぎる。



う~ん、多少強引だけど、父親との子供時代が曲と一緒に回想されて、それで泣いちゃう所はやっぱり「砂の器」と同じかあ。
加賀恭一郎の方はすっきりして良かったね。
田中麗奈の看護師さんと結婚しちゃえばいいのに。


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