「ファイナル・デッドサーキット 3D」

原題：THE FINAL DESTINATION

THEがついたんだ。「FINAL DESTINATION」「FINAL DESTINATION２」は観たんだが、３は観ていない。そして今回の４。

アバターの予告編から３Dだった。

全編３D映画は初めてかも。

３Dだから、レイトショーなのに2千円。３Dだから、字幕で目が疲れないよう吹き替え版。噂どおり本当に下手くそなんで、感動の超大作！じゃないから影響は少ないけど、チープ感倍増。

オープニングは、いつものパターン。サーキット場での惨劇。３Dだからまあ、迫力はある。大きなモノより小さな破片が飛んでくるのが、一番怖かったかな？　そして、タイトルバッグで、線と骨で表現された、１，２，３の歴代の出演者の死に方が描かれる！

映画自体は、殺され方が「グサッ」とか「ドスッ」とか言うより、「クチャ」って感じ。軽くて、小規模。病院での水漏れなんか絶対にあり得ないだろ。まあ、お尻から内臓吸われた奴や、金網から向こう側が見える死に方は、ちょぅと笑えた。

１，２では、死神君の気配が観てる方にも伝わって、姿が見えないのに、立派なキャラとして成り立ってたのに、今回は、それが感じられないんだよなあ。ラストは、死神君も投げやりになって、今までのルールを守らないし。

この手の映画が好きな人は、３Dだから、１回観てもいいけど、苦手な人はわざわざ観ない方がいいと思う。