昨日は父の日であった。
嫁さんからは祝ってもらったが、息子からは何もない。
ちょっぴりさびしさも感じる・・・。
自分が若かったき、父親に何かをしてあげたかと言うと何もしていない。
中学から高校生の頃は父親に反抗していたかと思う。
裕福の家庭ではなかった。
お金には厳しかった。
好きなものもなかなか買ってくれなかった。
自分が働くようになってから、しばらくして父親は心臓を悪くして入退院の繰り返し。
少しでも体調が悪くなれば病院に連れて行った。
母親は早く起きて家のことをしてから働きに行っていた。
そして残業をしてからの帰宅。
父親は夕飯を作ることも多々あった。
自分が36歳の時に父親は心不全で亡くなった。
66歳だった。
亡くなってから気付く父親のありがたさ。
この時はまだ独身だった。
早く結婚しろとと何度でも言われていた。
結局、私の嫁さんを見ることもなく逝ってしまった。
昨日から今日にかけて「父の日」に関してのブログが多く書かれていた。
それを読んでいたら父親のことを思い出した。
そしてふと、森本レオさんの『親父にさよなら』が頭の中に浮かんだ。
このレコードが発売された頃は、レオさんが東海ラジオの深夜放送
「ミッドナイト東海」のDJをやっていた時だったかと思う。
この頃はまだ僕は深夜放送を聴いていなかった時期である。
家にこのレコードはあった。
たぶん姉さんが買ったんだろう。
それで覚えているのかもしれない。
久々にユーチューブで聴いてみた。
涙が出てきそうになってきた。
父親に対して何もできなかったから、
レオさんの言葉が心に沁みるのかもしれない。
親父にさよなら♬森本レオ
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