四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

岸田智史 『つづれおり』

2017-05-29 10:45:16 | 音楽
若いころに聴いた歌を今、聴いてみると新たな発見もある。
そして詩の意味がわかり、その良さが心に伝わってくることもある。

岸田智史さんの『つづれおり』
この歌も今、すごく気に入っている。

♪白鷺の様に 飛び立つ朝が
 いつか 来ると 知りながら
 生きられる限り 生きてゆけたら
 もう何も 言わない
  人生模様は 幾年月の
  歓びと哀しみの つづれおり
  戻れない 戻らない
  思い出遠く 美しく

NHKドラマ「極楽家族」の主題歌でもあった。
38年前のドラマ。
観ていなかったから内容は知らない。
でもなんとなくイメージがつく。

♪紫陽花を見つめ 死のうとしていた
 私に勇気を くれたのは
 傷ついた白鷺の はばたきと
 瞳の輝きだった
  人生模様は 幾年月の
  歓びと哀しみの つづれおり
  帰れない 帰らない
  思い出遠く 美しく

20代に聴いたころは「あ~いい歌だな・・・。」
ただそれぐらいの想いで聴いていたような気がする。
50代の終わりになった今、この歌を聴くと胸がなんだかジーンとくる。

過去を振り返る。いろんなことがあった。
未来を見つめる。これからもいろんなことが起るだろう。

『つづれおり』
当時の若者の歌ではない。
今を生きているあの頃若者であった世代の歌のような気がする。
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 気になっていたパン屋さん | トップ | 婦人之友社『子供之友』原画展 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

音楽」カテゴリの最新記事