♪いつでも どんな時にも
涙は見せずに
皺ふえた顔に
笑いさえ浮かべて
あなたは何を心の
支えにしてたの
何も言わず働く
後姿 寂しそう
私は知ってます
あの日 布団の中で
声を殺して 泣いていたことを
わずかばかりの幸福
捜してみたけれど
母には 縁のない
ものだったのでしょうか
永井龍雲さんの『母さんの唄』
今、この歌を聴くと心に沁みる。
何も言わずに静かに眠るように逝った母。
裕福ではなくどちらかといえば貧しかった。
若いころは反抗した時期もあった。
親孝行もあまりできなかった。
父を亡くしてからは毎日お経を読んでいた。
花が好きだった。
実家の庭には季節の花が咲いていた。
自分が結婚が決まったとき一番喜んでくれた母。
孫の面倒をみてくれた母。
母を連れて行った家族旅行。
振り返ってみれば思い出がつきない。
いつかこの日がくる。
それは分かっていた。
部屋には母の写真を置いた。
いつまでも母のことを思っていたい。
こんな心境だから、この歌を聴くと涙がでます。
永井龍雲・・母さんの唄
施設の面会は規制はありましたが、顔を見せに行くことぐらいはできました。
まだやらなければならないことも色々とあります。
少々疲れていますが、親孝行のつもりでやっていくつもりです。
お母さまのこと、どうぞ私の心からのお悔やみを受け取ってください。
今の時期、なかなかお見舞いなど行けなかったのではと思います。
私も去年の8月から母のところへは行けないです。ホームが面会謝絶にしているので。
時々、母が生きていることを忘れてしまいます。
忙しい日々が続くと思いますが、どうぞお体に気を付けてくださいね。