♪僕は何をやっても だめな男です
昨日歩いてて 犬におしっこをかけられました
ガムをかんでも 舌をかんでしまうし
トイレに入って チャックがしまらず
オロオロしたことも ありました
人生を振り返る。
不器用な生き方をしてきた。
どんくさいね、と言われてきた。
何をやってもうまくいかない。
そんな男かもしれない。
♪僕は何をやっても だめな男です
電話で彼女の母親に 愛を告白しました
パチンコやっても チューリップ開いたためしなし
電車のドアにコートをはさんで
一緒に走ったこともありました
僕は賭け事をやってもだめな男です。
パチンコはへただった。
競馬は馬の名前がわからない。
麻雀はやり方が覚えれなかった。
だから、ギャンブルは苦手だ。
儲けたことは一度もない。
♪僕は何をやっても だめな男です
エレベーターがとまらず 一日上がったり下がったり
何もしないのに 機動隊にはこずかれて
こわいおばさんに 囲まれじわじわ
いじめられたこともありました
小心者である。
怖がりでもある。
冒険などできない。
常に安全を考えてしまう。
かぐや姫の『僕は何をやってもだめな男です』
この歌を聴いているとまるで僕のことを歌っているような気がする。
この歌の作詞は伊勢正三さん。
作曲・編曲は吉田拓郎さん。
二人とも日本のフォーク・ニューミュージック界をリードしてきた人。
僕は二人を尊敬している男です。
かぐや姫フォーク・セッション「僕は何をやってもだめな男です」吉田拓郎:作編曲,elg(1972年)
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