四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

本田路津子 『風がはこぶもの』

2020-10-26 09:15:36 | 音楽
フォークソングなどで一番多く使われているワードは何か。
それは、僕は「風」だと思う。

風/はしだのりひことシューベルツ
風をあつめて/はっぴぃえんど
恋は風に乗って/五つの赤い風船
風になりたい/吉田拓郎
風の街/山田パンダ
風を感じて/浜田省吾
空を飛ぶ鳥のように 野を駆ける風のように/松山千春
夜風の中から/中島みゆき
埠頭を渡る風/松任谷由美
風と落葉と旅びと/チューインガム

今、思い出した「風」が付く曲名だけでも軽く10曲はある。
吉田拓郎は、70年代前半を「風の時代」として歌っている。

♪あの頃の流行唄は 心もよう 神田川
 若さだけは大事だね そんな風景
※吉田拓郎「風の時代」からの1節

肺炎を患って入院。
退院してからは散歩以外、不要不急の外出はしていない。
家族以外の人とも話していない。
少しストレスがたまりそう。

先日の土曜日の午後、体調が良かったので久しぶりに中古レコード屋さんに行った。
店主さんと約1時間ぐらい雑談。
12月に東浦町で「懐かしのレコード鑑賞会」を企画している人にもお会いした。
風の時代を感じる中古レコード屋さん。
この空気が好き。

僕の心に風が運んできた。
風がはこぶもの。
風とは、あの頃の空気かもしれない。
あの時代への僅かなタイムスリップ。
狭いレコード屋さんの空間の中で
僕の心は癒され、元気がでる。

回顧趣味だけど心の栄養剤にもなった。

風がはこぶもの/本田路津子
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クラウドファンディングに初参加

2020-10-25 10:13:46 | 新聞記事から
昨日の中日新聞県内版に、
『新たな書店 生活の「読点」に』と、題して
地元愛知で本屋を開きたいという女性を紹介した記事が載っていた。

30歳までに本屋さんを開店したいという28歳の女性。
来年1月、名古屋・金山総合駅から徒歩7分の所に
念願の本屋を開店させる。

この記事を読んでなんだか応援したい気持ちになった。
開店はさせるが、まだ理想の冊数をそろえる資金には足りない。
それで、クラウドファンディング(CF)で資金の一部を募っているという。

新聞記事だけではどんな本屋にしたいかよくわからない。
CFの詳細は「読点マガジン」となっている。
早速検索して見てみる。
彼女のどんな本屋にしたいかの熱意が伝わってくる。

CFにはまだ一度も参加したこともない。
見ず知らずの人に出資することに抵抗を感じる。
でも、彼女だったら応援してもいいだろう。
どちらかと言うと僕よりも嫁さんの方が乗る気になった。
それで初めてCFに参加したのです。

「読点マガジン」を読むと多くの人たちが出資している。
出資したからには、やはり彼女に頑張ってほしいと思う。
来年1月、開店したらぜひ行きたいと思っている。

余談だが「読点マガジン」を読んでいるとマスコミ受けしそうな女性である。
いつか東海テレビ(フジテレビ系)の「セブンルール」に出そうな気がする。
そう思った!


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cafe けやきの杜(高浜市)

2020-10-24 11:21:01 | グルメ


朝ごパン。
久しぶりに高浜市内にあるカフェ「けやきの杜」に嫁さんと今朝、行ってきました。
ここでモーニングセット。
ドリンクにパン・ゆで卵・サラダ付き。焼きたてパン3種のついた「焼きたてパンモーニング」
う~ん、美味しかった。

肺炎を患って、入院して退院して今は静養中。
散歩以外はほとんど外出しない。
家族以外の人ともほとんど会話もしない。
だから、少しストレスがたまってきた。

嫁さんとカフェ巡りをするのが好き。
心が落ち着けれるカフェ。
どこがいいか。

そうだ、高浜にある「けやきの杜」
森の中に佇む、緑に囲まれた癒しの空間 。
店内の窓から見るお庭。
ハロウィンが近いから、ところどころにカボチャが置いてある。

退院してからは、嫁さんとの会話が増えた。
僕はうれしいが、逆に嫁さんはストレスがたまってしまうかな?
お互いストレス解消のためにカフェでモーニングを提案してくれた嫁さんに感謝。ありがとう。

※お店の写真を撮るのを忘れたから、ホームページの写真を借りました。
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小説『言の葉の庭』

2020-10-23 09:34:44 | 

小説『言の葉の庭』 
アニメーション監督:新海誠の映画『言の葉の庭』の小説版。
靴職人を志す高校生の孝雄と、謎めいた年上の女性・雪野の孤非(恋)の物語。

ふつう小説とかコミックなど原作本があって映画化されるが、
これは映画が先で、後から小説として出版された。
映画では、孝雄と雪野ふたりの視線で描かれていたが、
小説では主人公・孝雄の兄や母との関係や雪野がなぜ心の病になったなど、
映画では描かれなっかた内容を10話にして物語れている。

映画を観てものすごく感動してしまった。
だからブックオフでこの本を見つけた時、おもわず衝動買いをしてしまった。

映画を観た方は分かると思うが、この物語には下敷きになっているものがある。
「万葉集」である。

雨の日の午前中、新宿御苑のベンチで二人は出会う。
そこで雪野は孝雄に言う。

「雷神の しまし響もし さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ」
なるかみの しましとよもし さしくもり あめもふらぬか きみをとどめむ
訳:雷が ちょっとだけ鳴って 突然曇って 雨でも降らないかな あなたを留めたい

帰ってしまいそうな男性をひきとどめたい女性の歌。
雨は、男性が帰ることの妨げとなるので、突然降ってきてくれないかなと願っている。

この歌に対する返歌。
「雷神の しまし響もし 降らずとも 我は留まらむ 妹し留めば」
なるかみの しましとよもし ふらずとも われはとどまらむ いもしとどめば
訳:雷が ちょっとだけ鳴って 雨なんか降らなくても わたしはここに留まるよ あなたが止めるのなら

雨を理由にひきとどめようとした女性に対して、あなたが願うのなら留まるという男性の歌。

雪野は孝雄が通う高校の古典の先生。
だが、心の病を患って休職中。
だから、孝雄は雪野先生のことは知らない。
雪野は孝雄に自分の存在のヒントとしてこの歌を口にしたのだろう。

僕はこれで少し万葉集に興味をもってしまった。
小説版は10話まであるから10の歌が紹介されている。
和歌って何かいいなぁと思ってしまう。

映画も良かったけど、小説版も感動してしまった。
こうして本を読むと再度、映画も観たくなってきてしまった。

『言の葉の庭』 予告篇 "The Garden of Words" Trailer

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井上 陽水 『青空、ひとりきり』

2020-10-21 09:17:16 | 音楽
昨日、今日と天気はいい。
今朝も近くの亀城公園を散歩。
青空の下、一人散歩。
最初にやりだしたころより、スピードは少しアップしている。
歩く距離も少しずつではあるが伸ばしてはいる。

でも、無理にスピードアップしようとも思わない。
マイペースで歩けばいい。
ある程度歩いたら休憩はしている。

散歩から帰ったら自宅にて静養。
ほぼ毎日、家から出ることは少ない。
ウッドデッキから見る青空。
清々しさを感じる。

今の時季、晴れの日と雨の日が交互に代わっていく。
明日はまた雨模様の予想である。
だから青空がなんだか貴重にも思えてしまう。

家族以外、誰とも話さない。
ややストレスも感じてきている今日この頃。
青空の下で友人たちと会話を楽しみたいと思うけどまだできない。
青空、ひとりきりである。

井上陽水の『青空、ひとりきり』
1975年に、井上陽水をはじめ、吉田拓郎・泉谷しげる・小室等らとフォーライフ・レコードを設立後、
初のアルバム 「招待状のないショー」に収録されている。
またシングル盤としても発売された。

当時、この4人がレコード会社「フォーライフレコード」を設立と
ニュースで知ったとき、フォークの時代は終わったと感じた。
この「招待状のないショー」や拓郎のフォーライフからの
初アルバム「明日に向かって走れ」は聴いた。
それ以降、陽水や拓郎など一時聴かなくなってしまった。

ミュージシャンがレコード会社を作る、キャッチフレーズは、
「私たちに音楽の流れを変えられるでしょうか」

違和感を感じた人たちも多かったのではないだろうか。
事実、予想以上にフォーライフレコードは売り上げは少なかった。
音楽の流れは変えられたのか。
それは「負」の方へと行ってしまったのかもしれない。

青空、ひとりきり:井上 陽水
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