日本男道記

ある日本男子の生き様

病気にならない生き方

2005年12月15日 | 読書日記
病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める-

サンマーク出版

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【一口紹介】
「病気になりたくない……」
本書は、誰もが共通してもつそんな夢のような願望をかなえようという本です。
では、どうすれば健康で長生きできるのか。
ひとことでいうと、ミラクル・エンザイムを消耗しない生活を送り、食事を通じてミラクル・エンザイムをとり入れることだと、著者は語っています。
これまで30万例以上の胃腸を検査してきた著者は、その膨大な臨床結果から、「食歴」と「生活習慣」こそがその人の健康状態を決める最大の要因であることをつきとめました。
そして、何がミラクル・エンザイムを消耗させ、何がミラクル・エンザイムを補うのかがわかれば、日々のちょっとした努力(「よく噛む」「腹八分目」等)で、「病気にならずに天寿をまっとうすることができる」というのです。
全米ナンバーワンの胃腸内視鏡外科医が教える「太く、長く、生きる方法」に触れてみてください。
「ミラクル・エンザイム」とは、人間の生命活動を担っている5000種以上の「ボディ・エンザイム(体内酵素)」の原型となる「エンザイム(酵素)」のこと。

【読んだ理由】
本の題名にひかれ。

【概要】
本書に書かれている内容は、かなり衝撃的、いやセンセーショナルといっていいでしょう。
いわく、牛乳は飲むな、マーガリンは捨てろ、緑茶の飲みすぎはダメ、薬はすべて基本的に毒……。

Dr.新谷健康長寿法の概要。
良い胃相や良い腸相をつくる「食生活・生活習慣」が体内酵素のミラクル・エンザイムの消耗を防ぎ、その十分な維持は病気の予防また若さと健康を保つ秘訣であり、健康にして長寿になる基本といえます。
すなわち健康と長寿の原点は体内酵素のミラクル・エンザイムを補給し活性化する7つの基本要素であり、これらすべての調和が生まれることにより、真の健康長寿が達成できるものと信じます。
1.良い食事
健康長寿には良い食事が大切です。
体内酵素のミラクルエンザイムを保ち、腸内環境をよくする食事を摂取することが、病気の予防また若さと健康を保つ秘訣であり、健康にして長寿になる基本といえます。まずは自分の食歴を見直してみることが大切です。
何を、いつ、どのように食べているのか・・・。
あなたは自分の食生活をしっかり管理し、食歴を把握していますか?
Dr.新谷が推奨する理想的な食事のバランスは、植物性90~85%、動物性10~15%です。
「良い食事」のポイントは、
[1]精製されていない穀物・雑穀類を積極的に摂る。白米より玄米。
[2]野菜類を副食の中心にする
[3]動物食は魚介類を摂り、肉類・乳製品は少なく
[4]身体に良い食習慣をつける
[5]生の食物を摂る
[6]酸化した食物は摂らない
[7]発酵食品を摂る
[8]マーガリン・牛乳は摂らない
[9]ミラクルエンザイムの働きを高めるビタミン・ミネラルを摂る
身体に良い食品と悪い食品、ライフスタイルを取捨選択する智恵と意志を持ちましょう
2.良い水
水はミラクル・エンザイムの良きパートナーです。
「良い水」を毎日食事の1時間前(毎食80分~60分前)に飲む習慣を身につけましょう。
量の目安はコップ2~3杯(500ccぐらい)です。
「良い水」としておすすめなのが「ミネラルウオーター」。特に硬水(カルシウム、マグネシウム等を多種多様に含む)は健康、美容、長寿に効果的な水で、カラダをアルカリ状態に保ちます。
その他、(電解)抗酸化還元水などもいいでしょう。
3.正しい排便
排便は毎日規則正しくすることが大切です。
大腸では消化吸収せず、便は腐敗物として体外へ出される準備に入っています。
便秘はすなわち腸内汚染。腸内環境を健やかに保つためには、溜った便を定期的に体外に出すことが大切です。
毎朝時間を決めて規則正しく排泄することを心掛けましょう。
また、美肌とダイエット効果もあるコーヒー・エネマ(腸洗浄)を行なうこともおすすめです。
4.適当な運動
適度の運動は健康を維持するのに効果的です。
歩行(3~4km/1日)、水泳、テニス、ゴルフ、筋肉ストレッチなど、適度に週4回~5回は運動することを心掛けましょう。
5.正しい呼吸法
ヨガなどを取り入れるのもおすすめです。
目をつむって深呼吸を日に何回かしましょう。
6.休息、睡眠
肉体的・精神的なリラックスを心がけましょう。
睡眠中に体内酵素「ミラクル・エンザイム」は活性化します。
よい睡眠をしっかりとりましょう。
7.ストレスレス・ハッピネス(幸福感)
ポジティブな考え方をもちましょう。
・ポジティブ思考と幸福感は免疫力を高めます。
・ネガティブ感情と思考は免疫力を低下させます。
自分にやさしくしてあげる時間をもちましょう。
そして新しい関心ごとをもち、心を開き積極的になるのです。
過去の過ちや失敗で自分を責めてはいけません。
ストレスを感じたらまわりの人に話してみましょう。
そしてそのストレスを笑い飛ばしてしまうのです。
嫌なことには「ノー」とはっきり言うこともストレスをためないコツです。

【印象に残った一行】
よい食事をし、よい生活習慣を身につけ、よい水を飲み、充分に休養をとり、適度に運動をし、モチベーションを高めたとき、つまりあなたがハッピネスに包まれたとき、それをもっとも喜んでくれるのはあなた自身の肉体です。
体はあなたがいかに不健康な生活をしていても、つねに健康になろうと日々努力をしつづけてくれているからです。



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