夢にも思わない中央公論新社このアイテムの詳細を見る |
【一口紹介】
秋の夜、下町の庭園での虫聞きの会で殺人事件が。殺されたのは、僕の同級生のクドウさんの従姉だった。被害者には少女売春組織とのかかわりがあったらしい。無責任な噂があとを絶たず、クドウさんも沈みがち。大好きな彼女のために、僕は親友の島崎と真相究明に乗り出した…。
【読んだ理由】
同僚の方に借りて。
【印象に残った一行】
『警部さんたちの前に立ちはだかるようになったのは、どうにも解釈しようのない個人の心のなかだけに筋の通った動機や申し開きのある、行きずりの犯罪だそうだ。女の人や子供をさらって殺したりする類のね。何の恨みもない通りすがりの人を、こっぴどくリンチにかけて殺して捨てたりするような類のね』
『国を揺るがす陰謀や、あるいは社会構成から生まれる不公平や貧困や、あるいはイデオロギーとかに突き動かされた結果のものじゃなくて、個人の心の欲望とか欲求とかいう、きわめて基本的だけど、ある意味外部の人間には永遠にわからないものから生まれてきているものだからだ。心は推し量ったり解釈したりすることはできる、けど本当に理解することは不可能だって警部さんは言ってた。オレもそう思う』
【コメント】
仲のいい中学生の男の二人にガールフレンドが絡んだ殺人事件を中心に話は展開されるが、人間の奥深い心の問題を扱った作品である。
相変わらずのんびりとした読書
スピードです。毎月、月刊地理、
ニュートン、ドットPCを購読。
雑誌はすらすらと眺められます
が、ダメですねぇ~。
ですが、雑草の本を先日読み
終えました。
図書館に返す前に写真を一枚。
こちらのように、読書の遍歴を
記録に残しつつ、書評を入れて
いくというのも良い趣味ですねぇ~。
当方のサイトでもめったにしま
せんが、同様に紹介してみました。
もっと『ひねり』が欲しかったなぁ~
さてさて、野球勝ちましたね
私は・・・仕事だったのでチラチラ見るだけでしたけど、日本中の多くの方はの前にどっかり座って、片手に応援されたんでしょうねぇ~ うらやましーっ
貴サイト見せていただきました。
本も早速図書館に予約しました。
雑草の本、楽しみです。
WBC,優勝に至るまで紆余曲折がありましたが、世界に日本パワーがアピールできたと思います。
私的には、できれば長嶋ジャパンが・・・・。