日本男道記

ある日本男子の生き様

瀬戸内三十三観音 第二十七番 観音寺 

2006年12月10日 | 札所めぐり
私の趣味の一つに寺社めぐりがありますが、平成10年(1998)から平成11年(1999)にかけて土日を中心に回った瀬戸内三十三ヶ所観音霊場を順次ご紹介します。
瀬戸内三十三ヶ所観音霊場は、その歴史も新しく、昭和六十年三月三日兵庫県西部(播磨)・岡山県(備前・備中)・広島県東部(備後)の観音を安置する三十三寺が結集して開創されました。

番号   第二十七番
寺名   孤岸山 観音寺(かんのんじ) 
宗派   真言宗
ご本尊 聖観世音菩薩
所在地 広島県尾道市因島三庄町一区591-2 地図
最寄駅 JR 尾道駅
参拝日 1999(平成11年)/05/15
コメント 
因島の最高峰、標高390メートルの奥山、通称観音山の山裾に観音寺がある。
寺の縁起によると、慶長年間、豊臣秀吉が朝鮮出兵のさい、寺の沖合の備後灘を船で西下していたとき、暴風雨に巻き込まれた。
秀吉は島の山腹の堂を見て、いつも祈念する観音を祀る堂であろうと、一心に祈ったところ、観音が紫雲の中に現れて秀吉や軍船の危機を救った。
秀吉は帰京後、村の代表者を呼び、堂宇建立のための大金を渡した。
金に目がくらんだこの男は、浪速で遊興に使い果たし、死罪となったという。
 

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「因島観光協会」





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