松浦からFUKUOKAへ

流れに抗してを経て そして今

☆松瀬 徹のオフィシャルブログ☆

映画「あなたへ」を観て

2012年09月23日 17時46分22秒 | 映画
期待通りの良い映画。

公開される前から評判が良かったが、やはり、大人の映画。

健さんの演技もさることながら、脚本がいい。

特に、エンディングシーンの門司港の埠頭で、

南原役の佐藤浩市と、重たい会話を終え、

埠頭を歩くシーン。

最も感動させられた映像であった。

御年81歳の健さんが、しっかり前をみて、

背筋を伸ばし、グイグイと歩む姿。

何処に向かって足を勧めているのかわからないが、

初老の男が、まるで、再生したかのように、

グイグイと歩き続ける、カメラはアップのままである。

 なぜかしら、勇気をもらった気分になる。

名シーンである。


映画のなかで、もうひとつ嬉しかったこと。


平戸・薄香の濱崎食堂で夜に、健さんと

冷酒を飲む、女将役の余 貴美子さんが、

健さんとの会話のなかで、

初めて、「松浦(まつら)の出身だから」とのセリフ

我が故郷「松浦」が映画「あなたへ」のなかで、初めて

発せられたシーンは、思わず、ニヤリとした次第。


(クリックで拡大)

写真撮影は、息子撮影(撮影場所は平戸)




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