キャピトル東急 さようなら～

キャピタル東急が、今日で幕を閉じました。1963年から43年間。
なんと、私が生まれた年に開業したのです。
私にとっては、ヒルトンホテルの頃の思い出の方がたくさんあります。
今週キャピタルでパーティがあったのですが、ものすごい人だった。
パーティの途中で、裏の厨房や、印刷室や、社員食堂にまで連れって行っていただき、キャピタルにお別れをしてきました。

これでもうこのホテルの見納めか，，と思うと、とっても寂しくなって、数々の思い出を振り返ってしまったりして、、、
このホテルがなかったら、夫とも仲良くなっていなかったかもしれないので、結婚もしていないし、人生が変わっていたかも。
学生の頃は、夏休みはしょっちゅう、このプールにいりびたって、たくさんのプールフレンドができたり、スイスの人とプールで知り合って、スイスにまで遊びに行ったこともあったな～。

成人式のお食事会もこのホテルだった。
夫と別れていた期間に飲み過ぎて，運転できなくなって、このホテルに泊まった時、朝起きてお食事をしていたら、ホテルのマネージャーが、私のところへやってきて、どうして隣の部屋にKくん（夫）が泊まってるの？と、聞きにきた。あの時は、死ぬほど驚いた～。
まさか、隣に泊まっていたとは、、、恐ろしいほどの縁を感じたときでした。
お互い、シングルの部屋だったので、あとあと、誤解を生まずによかったのですが。

そして，息子の七五三は、日枝神社にお参りし、双方の両親が集まって，お祝いのお食事をしたのもここでした。

ほんとうに、数えきれないほど，たくさんの思い出がある。
そして、様々なお料理に、ストーリーがある。

一番のお気に入りは、息子も大好きなジャーマンアップルパンケーキ。
お手軽によく通っていたおりがみの、パーコー麺も、ナシゴレンも、ハンバーガーも、、、
と、思っていたら、赤坂に、おりがみは、オープンするらしいのですが、また同じメニューが登場してくれるのかしら。

しかし、あの場所で食べるのがいいんだよね、、、

とにかく、心から感謝いたします。
たくさんの出会いのひとときを快適に楽しませていただきました。

始まりには、必ず終わりが来るもの。

今日の写真は、アフリカ最後の朝。
ちょうど、朝日が登ろうとして、地球の向こう側から、太陽の光線が空に向って放射状になっているのです。まるでオーロラのようでした．

陽が昇れば、また陽は落ち、そして、陽が落ちれば、また陽は登るのですもの。

キャピタルの後には、新しい高層ビルが建つらしいですが、今は、そんなことすることないじゃーーん！！古き良きものをどうして、壊してしまうのか！！と、反感を感じていますが，
この私の住む六本木こそ、この１０年のうちにあっという間に変わってしまい、いつのまにか、それに慣れて、新しいものを受け入れているのだから。
家のすぐ近所にできた美術館ももうすぐオープン。

どんどん街並が変わっていく。

私も変わっていくのかなあ～～～