Judy 修行僧だった！？

今日は、乳癌から転移して肺癌で亡くなった親友が眠る高尾山の墓地へ。

癌になってから初めて訪れました。

大好きな姉のようなその人と長いおしゃべりをした。

笑ったり、泣いたり・・。

いつもそばにいてくれる気がしているけれど、お墓は触れることができて安心する。

何といっても彼女のお骨は、Judyがアメリカから連れてきたんだから。

最後に手を合わせて、力を貸して、とお願いしました。



その後、高尾山にてトレッキングです！

お天気もよろしく、満開の桜が咲き乱れ、

高尾山は春真っ盛り

高尾山口駅から1合路と4号路を通って約5kmちょっと。

途中でランも入れて、ガンガン行きます

1号路はひたすら登り、4号路は下って登って、かなりゼイゼイしました。

途中、猿園に立ち寄り、しばしお猿さんたちの暮らしを見学させてもらう。

猿には位があって、ある猿は、昔小さい子供をいじめた罪で45頭中、45番目という最下位にいるため、餌の時間も遠くで見ていなければならない。

その上片足を引きずっている。

これも悪いことをしたのでボスに制裁を加えられ、ケガを負ったとのこと。

なかなかのワルらしい。

好い行いをすると、順位が上がることも可能だそうだ。

猿の世界も厳しい

ボスのなるためには、ケンカが強いと言うよりも、いかに仲裁がうまいか、いかに細かい気遣いができるか、というところがポイントらしい。

コミュニケションの達人がボスと言うことでしょうか。

人間も、ボス猿を見習うべし～！ですね～

お昼は、山頂でお弁当。

桜が満開、遠くには、たくさんの山々がそびえ、今年一番の至福なランチとなりました～

帰りは6号路で下り、ほとんどランで。

途中、びわ滝で手を合わせる。

ここは霊場の滝。

以前、行衣をまとい、瀧に打たれている人を見たことがある。

今日はここで、しばらく激しく流れ落ちる滝を見入ってしまった。

無我を得たい、

あきらめたい、

手放したい、

迷いを捨てたい、

流したい、

そんな言葉が次々と浮かんでくる。

頭から滝に打たれているJudyも見えてくる・・

そのうち、ここで水行をやっているかもしれません・・・

黙々と残りの路を下りながら、

思ったこと。

“この人生、

最後までしっかり修行せなあかんやろなあ～”

これが、しっかり腑に落ちてしまう。

昔からそうなのですが、

『精神を鍛錬する』

『肉体を鍛錬する』

こういうことに、妙にワクワクしてしまうのは、

この人生に与えられたJudyのテーマは、

修行なのではないだろうか。

しかも、俗っぽい着ぐるみを着せられた修行僧である。

最後は、この着ぐるみも、脱いで終わりにする必要もありそうです。

現在のところ、すでに下半身は、脱いでしまったんではないだろうか・・・
（注：特に深い意味はありませんので変な妄想はしないで下さい。）

来週辺りは、毛が抜けるので、いよいよ出家かなあ～


しかし本日は、疲れ果てています。

とりあえず身体をガッチリ鍛錬したので、癌細胞も多少恐れ入ってくれたのではないかと思います。