ゴルフも出来た！

手術して、初めてのゴルフ。

何十年も、アドレスのときにやる儀式のような自分のやり方がありました★

ティグラウンドに立ったら、両方のおっぱいをギュッと両腕で寄せるのです

すると、ちょうどよくグリップをしっかりと握れる。

右手の親指と人差し指のところが逆三角形になり、両腕も内側に引き締められて、同じように胸の前の腕の内側にも逆三角形が出来るので、そのまま右にスライドしながら、テイクバックしていく、、という、ちょっと言葉で説明するのが難しいんだけれど、長年の自分だけのテイクバックの法則みたいなものがあったのです。

それが、片方のおっぱいが無くなってしまったので、両腕でギュッとしたときの感触が全然ちがうわけで、

それが違うと、どうなるのか・・

たぶん、野球の選手がバッターに立つのと同じ感じだと思う。

その人なりの入り方というか、立ち方というか、イチローにもありますよね、あの特徴ある構え方。

そう、Judyもその構え方が、術後と全然違う感じなんだなあ。

夫は、全然スイングは変わってないというのだけれど。

微妙な感覚とバランスがあるように思い、今日のゴルフは不安もあったのでした。


最初のティーショットで、

ドライバーで構えた時に、やっぱり・・かなりの違和感を感じた。

まっしょうがないよね。

未だ、左の胸は麻痺しているんだから。

アドレスが、何か、違う。

なんか、しっくりしないというか、気持ち悪いって感じ。

どうしてもスライスしてしまう。

しかし、身体が慣れていった。

ハーフ過ぎてから、スライスが直り、まっすぐにナイスボールが打てるようになったのでした



もうひとつ不安だったのは、飛距離。

7番を持つところ、6番を持ったりしていたけれど、オーバー。

つまり、飛距離は、ほぼ問題なかった！

筋力は、なんとかついているみたいだ。

これもひとつの自信になった


一番辛かったのは、足。

ボールを打つ度に、足の裏に強い力が入るせいか、足のむくみがひどく、スパイクが辛かった。

最後3ホールは、足を引きづりながら歩きました



しかし、楽しかった！！

もうゴルフは出来ないかも、、と思っていたので、

できました～～～

しかも、いいリハビリになるんじゃないかしら。



抗ガン剤打っていても、ゴルフも出来るし、

つまり、やろうと思えば、好きなことなら、何でも出来るのだワ～



スコアは、４６，４６で９２。

10月に日本女子オープンがあるので、ラフは、ニラ畑みたいに草が凄いことになっていて、

ラフに入るとボールを上手く出すのが大変だった。

なので、この身体で上出来、よく頑張りました

自分を今日は褒めてあげたい


9番ホールに、観客席が出来ていて、ちょっとだけ石川遼くんの気分になって、誰もいない観客席に手を振ってみたりした

この最終ホールで、優勝パットを決めて、客席から大きな拍手が湧き起こったら、さぞかし気持ちがいいだろうなあ～～、とあれこれ勝手な妄想していたら、ものすごく幸せな気持ちになりました



息子もとても上手になって、もうすぐ、いいライバルになりそう

将来の新しい楽しみが増えた

青い空の下、楽しそうにフェアウェイを歩く息子と夫の後ろ姿を見ながら、

絶対、長生きして、老人になっても、こんな風にみんなでゴルフしたいな、と強く思いました。

どうか叶いますように



マダムJudyさま、本日もご機嫌で～す


さあ、明日から、また、仕事に家事に教育に介護、そしてエアロも、がんばろう！！