今日は、デーケン先生のキリスト教入門講座へ
なんと、真言宗のお坊さんと一緒に参加しました。
お坊さんとは、今月末に、『宗教と医療』というテーマの朝食会で、友人を通して初めてお会いすることになっていたのですが、昨夜、お食事会で初めてお会いし、帰り際のちょっとした話しでご一緒することに!
そもそもきっかけは、なんともご縁の深いUraraさんからのお誘いで、しかも昨夜、急に行くことに決まりました。
いつもなら仕事があるので急な予定は無理なのに、偶然にも、今日は勉強のためクライアントさんのアポを入れておらず、
しかもこのメンバーでここに行くというのは、実はスゴイ気がする!
このシチュエーションは、偶然なんかではなく、『必然』であり、今の私に必要だったこと、
完全に導かれたような気がしています
デーケン先生は、死生学の第一人者でもあり、思い起こせば、19年前、親友が末期癌を告知されたとき、私は必死で彼女のために死生学を学びました。
そのときにデーケン先生の授業を受けたことがありました。
そして、再びデーケン先生の講演にひとりで聴きに出かけたのが4年前。今度は私ががんになり、また死生学に触れることになりました。ありとあらゆる本を読み漁り、一通り『死』について自分の中で考えたあげく、そして、『死』を意識することがイヤになり、そこから離れました。
あれから3年、再びデーケン先生に再会することになりました。
今日は、キリスト教的人間像というテーマでしたが、人間の本来持つ素晴らしい能力、無限の可能性のお話、自己愛の重要性など、がんやホスピスのお話しも出てきます。
デーケン先生は、相変わらずユーモアを交え、楽しくも、とても豊かになるお話しです。
以前は、先生のお話をガツガツと必死でメモを取りながら聞いていたなあーと、恐怖から必死で何かを求めていた自分を思い出しました。
今日はゆったりとリラックスし深い心でじんわりとお話しを聞いている自分に驚きさえ感じました。
やっと少し、ありのままの自分を受け入れられる器の用意ができるようになった気がします。
最近は、見えないものを信じてみたい、と思う自分もいます。
今日は、1時間半の講座が終わった後、1時間のディスカッションがあり、
一緒に参加したお坊さんの村上さんは、キリスト教と仏教の違いなどについて、質問ぜめになっていましたが、とてもいいお話でした。
私も、ガンになる前と今とどう変わったか質問され、お話させてもらいました。
急に振られたので、焦って、、、^^; 何を話したか忘れましたが、ガンは私の魂を成長させてくれたように思う、というようなハナシでまとめた気がします⁉
そして、終了後、デーケン先生が私を抱きしめ、私のために祈ると、おっしゃて下さいましたのです
モーモー、感激ーー‼
デーケン先生も、大腸がんのサバイバーです。
もうあんな辛い思いはしたくないとおっしゃっていました。
思えば、ガンになってから、私は心のどこかでいつもがんばらなければ!と強く思っていた気がする。
今日は、そんなじぶんを赦してはいかがだろうか、と思ったら、涙が出てきました。
それは、自分への愛だったのかな。
今日も、いい日でした
感謝します。
このキリスト教入門講座は、上智大学のイグナチオ教会横の岐部ホールで、毎週あります。無料で、どなたでも参加できます。
キリスト教のお話ですが、死生学を学びたい方にはよい講座だと思います。
毎週水曜日、午後1時からと、午後6時からの夜の部もあります。
心を潤したい方、オススメします~☆