↓ 2015年12月14日のブログから ↓
今回のベジフルワイン会のテーマはシャルドネというブドウ品種から造られるワイン。
シャルドネは小粒で丸い形をしたブドウで
それから造られるワインはクセがないことが特徴なんです。
面白いんですよね、クセはないんだけれどいろんな顔を見せてくれるんです。
私も大好きな世界品種のそんなところを
ワイン愛好家さんの中には、白ごはんに見立てる方もいます。
シャルドネぶどう画像
会では「シャルドネから造られる白ワインの特徴について」や
耳にした方も多いでしょう「シャブリ」というワインについて等。
シャブリ地区の「シャブリ」というワインにはいくつか格付け分類されていること、地質、
ブルゴーニュの世界最高峰の1本100万円単位の白ワイン「モンラッシェ」のお話をして
実際にシャルドネを用いた世界各国のワインでティスティングをしました。
飛び込みの別のワインのコルクには、大きな結晶になった酒石酸がついていて皆でビックリ!
画像ではわかりにくいのですが、2ミリぐらいのガラスのような琥珀色をしたものがいくつかついていて
瓶底にもキラキラと沈んでいました。
3時間ばかりのお勉強の最後のシメは小鰯の茶漬けとの相性チェック♪
ワインもさることながら生姜の臭み消しの効果ってすごい!
普通生醤油とワイン、生魚とワインは合いにくいのですが、
どちらも入っているお茶漬けに違和感を感じさせなかったのはきっと生姜の力。
小鰯の身をお醤油とおろし生姜に漬けるだけの簡単茶漬けに水菜をのせています。
せっかくフグの獲れる産地ですので、
今回はお醤油の他にフグの白だしも用いました。
お茶漬けの水分でおなか一杯、カロリー控えめ!
そして、いただきものも沢山ありました。
多くのご厚意を本当にありがとうございました。
シャルドネは、いろんなことを反映しやすいことから
産地や造り方の特性等を楽しむのに持ってこいのワイン用品種。
ワインを単体でたしなまれてもおいしいですし、日本食にも比較的合わせやすくておススメです。
次回のブログは私の無い知恵を絞って考えたお料理、
ワインとマリアージュさせたお食事について書かせていただきます。
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山口新聞 星プラザカルチャーセンター リンク
基本:第4木曜日 13時~15時