(冒頭写真は、昨日原左都子が自宅に持ち帰った義母の高齢者介護施設の遺品のほぼ全部。)
義母が亡くなったのが去る2月15日、葬儀が2月19日だったので、葬儀後1週間が経過しての 義母の施設部屋片づけ作業だった。
義母の部屋に到着してみると 騒然としているというのか 部屋中雑然としたままで、我が第一印象としては、(これ持ち帰り品を探すのが大変だなあ!)😵 だった。
まあ 元々持ち帰るものは最小限にしようと考えていて、残りは廃棄処分を予定していたため。 とにかく、持ち帰り品を探す作業に集中することとした。
まずは、「貴重品」からと考えて。
義母がコレクションしていた“宝石類”を探したところ、これがどういう訳かごく少数しか無い。😶 ???
(その理由を詮索するべきで無い)と心得つつ、義母が持ち込んだよりも大幅に少ない“宝石類”を探索した。
その結果が 冒頭写真の左上の指輪2個と、右上の真珠のネックレス等々のみだ。
いや実際、この私も義母がこれ以外の宝石類を施設内で普段から身に付けていたのを何度も見た経験があるのだが…
いや、もういい、義母が死去した後にこの話題を施設内で出すべきでないと心得た。
写真の中で一番高価なのは、左上の指輪の一つだ。 この指輪は、プラチナ900と18金の合金の中に小さなダイヤモンドが22個ちりばめられたものだ。
義母のお気に入りの様子で、この指輪をいつも身に付けていたため、これを発見できたのはラッキーだった。
後の宝石は大した価格でないし、私の記憶では発見できなかった宝石類もさほどの高額では無いと判断し、諦めた。
次なる“獲物”は、右下の毛皮のストールだが。
この毛皮が何の動物の毛皮であるかは私は知らないが、とにかく義母が何枚か持ち込んだ毛皮製品のうち、これしか残っていなかったため持ち帰った。
その他の洋服類は、私が気に入ったものを持ち帰らせて頂いた。
お洒落が趣味の義母の部屋には、3つの洋服ダンスとクローゼット、そしてベッドの横に沢山の洋服が陳列されていたが。 まあ洋服に関しては、そもそも義母と私では身長差が激しいし体型が大いに異なるため、ブラウス類を数枚のみ持ち帰らせていただいた。 (上記写真を参照下さい。)
実は、昨日はこの私も義母が持ち込んだ私物に関して、大いなる“不可思議感”を抱いていたのが正直なところだ。
如何なる“不可思議感”であるかを説明すると。
義母が施設に持ち込んだであろう数量と比較して、残された数量が極度に少なかった事実だ。(特に、貴金属品に関して。)
反復するが、その件に関して今更施設を追跡するのはマナー違反と、私は昨日のうちに結論づけた。
ここは静かに、今残されている義母の遺品の一部を粛々と持ち帰るべきであろう。
おそらく 何処の高齢者施設であろうが、死去退室後に同様の問題が発生していることであろうとも推測する。
とにかく、昨日亭主と2人で義母亡き後の施設内の片づけを実行した。
部屋内の不用品等の残品は、 十数万円の我が家の費用負担で専門業者が実施して下さるらしい。
昨日、義母の施設訪問が最終日だった我々夫婦は。
施設長氏に、義母に対する厚遇のお礼を心より申し上げて、施設を後にした。