「構造の街 feat 初音ミク」
医療ジャーナリストの長男が作詞・作曲
白井健康元気村の健康教室で何度も講演するなど、本ブログでお馴染みの医療ジャーナリスト、油井香代子さんの長男が3年ぶりにYouTubeに楽曲を発表しました。
前回のときも、このブログで紹介(「ユリイカの『カサブランカ』 従兄弟同士の新ユニットがYouTubeデビュー」)しましたが、「カサブランカ」という曲名でした。聴き終わった私は、こんな感想を記しています。
《何とも不思議な曲です。まずテンポの早いピアノの間奏が。作詞・作曲したのは油井さんの長男N。正直に言いましょう。「ああ、訳の分からない、いつもの若者の曲か」と思ったので、真剣には聴いてなかったのです。
ところが、聴き終わった後、あのリズムが頭の中でくすぶり続けているではないですか。な、なんだ、これは!? 曲を聴いてこんな気持ちになることは滅多にありません。ほんと久しぶりです。その原因というか、理由を考えました。
わかった! わかったぞ! それは懐かしさでした。現代の若者がつくった曲なのに、私のようなベビー・ブーマーというか、「団塊の世代」でも違和感のないメロディーだったからです。いや、もっと前でも通用したかも。
1920年代のアメリカでチャールストンというダンスが流行りました。黒人文化から生まれたらしく、リズムに合わせて両膝をつけたまま、足を交互に跳ね上げるダンスです。もちろん、私なんかが生まれるずっと前の時代です。
そんな100年前のリズムを彷彿させ、しかも時代の最先端を走っているような曲をつくった若者の才能に、私はじわじわと圧倒されました。作詞も彼が担当したとか。
ボーカルのSはNの従兄弟。彼もすごい。けっしてチャラチャラした歌い方ではないのです。渋い。なんて渋いのか。聴いていて心地よい。すごく心地よい。年代関係なしに受け入れられる声でしょう。なにしろ、70過ぎの私が受け入れたのですから。》
油井さんが言います。「息子の曲は、若者よりも、中高年に受けるみたい」。なるほど。そうなのか。だから私もなぜか懐かしい気がしたのでしょう。
で、今回は「樂団の栞」という名で発表した『旅人の羅針盤』と『構造の街 feat 初音ミク』の2曲。Wikipediaによると、初音ミクは「クリプトン・フューチャー・メディアが発売しているバーチャルシンガーソフトウェア及びそのキャラクター」。
初音ミクという名は聞いたことがありますが、うー、よくわからん。とにかく聴いてみましょう。(本ブログ編集人・山本徳造)
▲『旅人の羅針盤』
https://youtu.be/lU-LZrfz2oQ?si=fBTkpjPoy7jWQakN
▲『構造の街 feat 初音ミク』
https://youtu.be/OosoF9_ZFUU?si=MCpd-2ygt1lNo8ai