【小説 「この世界株式会社の破綻」 予告編】
今の日本は、世界と言う会社の中で、出世の望みの無くなった役員のようだ。
それどころか、下手をすると役員からもリストラされかねない日本。
これまでは、圧倒的な力を持つ実力社長アメリカが、会社を牛耳ってきた。
とにかく、社長や社長派閥の役員の西側諸国と連んで、ゴルフでもしていればよかった。
ところが、最近になって、アメリカと社長争いをして敗れた、大物役員ロシアが、腹心の部下ウクライナの、社長派閥への寝返りに怒り心頭。
怒りに任せて、大喧嘩を始めた。
社内情勢は風雲急を告げている。
そればかりではない。
役員日本の極東事業部には、ことごとく、社長に楯突く問題社員北朝鮮がいる。
役員日本の頭ごなしに、社長に直談判を申し入れては、暴れまくって手がつけられない。
社長の腰巾着の日本を、脅しまくっているのだ。
それでなくても、この会社には、社長の座を虎視眈々と狙う、もう1人の大物役員中国がいる。
今のところ、大物役員中国は、ロシアとウクライナの大喧嘩については、模様眺め。
しかし、今後、どう動くか分からない。
とうする日本。乞うご期待。