回想録です
少々長文です
私、かんちゃんばあやは動物がニガテでした
子供のころは犬が飼いたいと思ったことはありましたが
私の母が動物を飼うのに大反対だったので
かんちゃん家は動物に縁がなかったのです
私の相方の先生は
子供のころから猫がたくさんいた家に育ったため
ずっとずっと「猫が飼いたい」と言っていました
でも賃貸マンションに住んでる以上、それは叶わないだろうと
私は内心ホッとしていました
だから小さくて壊れそうな姐さんをお迎えした時は
正直とまどいと不安ばかりで
嬉しさとか、可愛いと思う気持ちはほとんどありませんでした
↓ うちに来たころの姐さん
姐さんはチビのころからお腹が弱くてゆるいウ〇〇をしては
それを踏んづけてトイレから出てくることがしょっちゅう
私は姐さんの後を拭いてまわる日々でした
それがいやでいやで、先生に泣いて訴えたことも何度もありました
家を汚されることでイライラしていた私
姐さんもそれを感じていたんだと思います
ごはんをもらう時以外は
私のそばにはあまり寄ってきませんでした
今思えばかわいそうなことをしました
ウ〇〇を踏んで出てくることよりも
踏んで足跡がつくくらい、ウ〇〇がゆるかったことに気を配るべきだったのに・・・
ある日、姐さんが吐きました
私が姐さんにあげたこんにゃくが原因です
セカンドオピニオンをしていただいた動物病院で
繊維質が多いものをエサに混ぜたら?とアドバイスを受けたから
最初の数日は効果があったように思えたのですが
結果、姐さんには合わなかったのです
私が仕事から戻ると
いつも「ごはん、ごはん」
と言って玄関に出てくる姐さんがいません
明かりをつけると、そこに吐いたあとがあり
部屋にはぐったりした姐さんがいました
大急ぎで病院に連れて行き
姐さんは注射を数本打たれました
幸い、次の日にはご飯をモリモリ食べて走り回る
極道姐さんにもどっていました
ひとりぼっちで吐いていた姐さんを思うと
かわいそうで、申し訳なくて
しばらく涙が止まりませんでした
でもこのことがきっかけで
私は本当に姐さんを大事に思うようになりました
姐さんも少しずつ私に慣れてきてくれて
今では仲良しになれたと思います・・・
(思ってるのは私だけ?)
あんなに小さかった姐さんも
こんなに胴が伸びて・・・
「すっかり慣れた」とは言い切れない未熟なばあやですが
極道ライフはまだまだ続きます
長文にお付き合いいただき、ありがとうございまいした