前回、シャッターの顔を見る鑑賞視点についてお話ししました。
今日は続きから。シャッターの顔は個性的だという話題です。
前回で「シャッターの顔って言ってもどこでも同じじゃない?」って思った人も多いのでは。
ただ、パーツの配置などによってその印象は随分と違います。
スタンダードなパーツ配置を頭に思い浮かべながら次の写真をご覧ください。
逆立ちしていない!
そしてインドっぽい!
(豆知識:ヒンドゥー教徒の女性が額につける装飾はビンディーというらしいです)
(豆知識:ヒンドゥー教徒の女性が額につける装飾はビンディーというらしいです)
通常、内外錠・手掛の上に取り付けられていることの多いポストが一番下に配置される、珍しいレイアウト。
郵便物を投入しようとすると腰を痛めそうです。
次は逆位置にしたこの写真を。
変顔をしていますね。
口と鼻がズレすぎて大変なことに。
この配置って意外とよく見かけます。
自分が思うに、手掛が中心からズレた位置にくることってそうないんですよ。
手掛ってシャッターを開けるときに使うところだから、変に偏った位置にあると力が不均等に伝わって使いづらそうだし、シャッターが歪んで開いてガイドレールとかに引っかかりそう。
一方、内外錠やポストは好きな場所に取り付けても差し支えないので、使い手の利便性などにより左右どちらかに偏ったり高さを変えられたりしがち。
だからこのような変顔が生まれるんですね。
次もまたポスト位置が低いので正位置で。
もはや顔なんでしょうか?
最初に紹介したものと似てはいるものの、手掛とポストが同じスラットに集められている点で大きく異なります。
魚の正面顔写真っぽいかな?って思いましたが、あらためて画像検索してみると目と口の高さが一直線に揃っている顔って見つからないものですね。
シャッターの顔を認識するAIを開発したとしてもこれははねられてしまいそうです。
「変顔シャッター」、皆さんもぜひ探してみてください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます